わかるということの意味: 学ぶ意欲の発明 (子どもと教育を考える 3)

著者 : 佐伯胖

• 岩波書店 (1983年9月26日発売)

感想・レビュー・書評

[nakaizawaさんの感想 · 2013年4月15日]

(1983.12.06読了)(1983.10.16購入)
（「MARC」データベースより）
「できる」から「わかる」へ、さらに「なっとくする」にいたる子どもの理解と認識の深まりをダイナミックにとらえ、生活実感と知的な学びを結びつけるわかり方を実践にそくして具体的に解明します。

[camelsさんの感想 · 2008年1月15日]

一番慧眼に値する言葉としては
文化とは「わかりあうこと」であるという言葉。とても深く平たいメッセージであると思います。学ぶ（わかろうとする）尊さを感じ入る本です。

著者プロフィール

佐伯　胖（さえき　ゆたか）
1939年生まれ。専門は認知心理学。ワシントン大学大学院心理学専攻博士課程修了。東京大学・青山学院大学名誉教授。日本認知科学会フェロー、日本教育工学会名誉会員。おもな著書に、『「学び」の構造』、『「きめ方」の論理』、『「わかる」ということの意味』など。訳書にレイヴ＋ウェンガー『状況に埋め込まれた学習』などがある。

「2022年 『人を賢くする道具』 で使われていた紹介文から引用しています。」