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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784000048682
感想・レビュー・書評
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ミャンマー人の学生を教えているのだが、自分がミャンマーのことをあまり知らないことに気がついて、彼らに申し訳ないような気がして、手に取ってみる。
歴史好きなので、日本軍の関与したあたり(「30人の志士」や南機関)は知らないでもなかったが、それ以外の歴史はほとんど知らないので、実に面白い。
アウン・サンってすごい男だな。誠実な英雄。
もっと知りたいと思うので、現時点の気になった点。
(1)なんだか歴史が牧歌的なんだが・・・
WW2後のアジアの植民地からの独立物語という点では、20世紀後半の共通物語ではある。しかし、朝鮮半島、中国、ベトナム、カンボジアと言った国と比較して、全過程においてあまり陰惨さがない。
現在に続く軍事政権も、平和的な政府とはいいかねるにせよ、他のアジア諸国のやりきれない陰惨な現代史に比べると、穏健な政府とさえ言える。これはいったいどういうことなんだろう。
(2)アウン・サン以外の視点
ウー・ヌやネ・ウィンにも言いたいことはあるだろうし、カレンやシャンだけではなく中国人やインド人にも言いたいことはあるだろう。また1920年代以降、この農業国で農地所有制度が二転三転しているが、その農民たちはどうなっているんだろう。
アウン・サンは英雄だけど、それだけに、アウン・サン以外が、ただの景色になってしまっている。
(3)本書執筆後現在まで
本書執筆は96年。アウン・サン・スー・チーに期待をつなげて終わっているが、その後なにがどうなったのか。中国の台頭、情報機器の発達、ASEAN諸国など、状況が一変してしまっているように思う。
とりあえず、情報をアップデートするかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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