デュルケム「自殺論」を読む (岩波セミナーブックス (29))

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000048996

感想・レビュー・書評

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  • デュルケムの『自殺論』(中公文庫)の翻訳者である著者が、一般向けにおこなった講演をまとめた本です。

    デュルケム以前の社会学や、自殺に関する諸研究などについても簡潔に紹介し、デュルケムがそれらをどのように批判して、みずからの新しい手法にもとづく社会学的な自殺の考察をおこなったのかということがわかりやすく語られています。また、マートンの「逸脱行為論」をはじめ、デュルケムの社会学を現代的なまなざしのもとで読みなおすことの意義と可能性についても、著者自身の解釈を織り込みながら議論がおこなわれています。

  • 読みやすくまとまっていたと思う。
    デュルケムにはどういう問題意識、背景があったのか、どういう議論をするのかを大まかに知れた。『自殺論』を読むうえで指針になると思う。

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プロフィール

宮島 喬(みやじま・たかし) 1940年東京生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。お茶の水女子大学教授、立教大学教授、法政大学教授等を経て、現在、お茶の水女子大学名誉教授。主な著書に『ヨーロッパ市民の誕生』(岩波新書、2004年)、『移民社会フランスの危機』(岩波書店、2006年)、『一にして多のヨーロッパ』(勁草書房、2010年)、『社会学原論』(岩波書店、2012年)、『多文化であることとは』(岩波書店、2014年)、『外国人の子どもの教育』(東京大学出版会、2014年)、『現代ヨーロッパと移民問題の原点』(明石書店、2016年)など。

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