- Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000050838
作品紹介・あらすじ
都会に近い海の底。空き缶や古タイヤ、ギターに扇風機、人間が捨てたゴミですが海の生きものには大切な「いえ」なのです。
感想・レビュー・書評
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筆者はゴミを住みかにする逞しい生き物に感動して作ったそうだが、所々に「ゴミをくれてありがとう」などのセリフが書かれている。
ゴミを住みかにしている生き物は一部で、本書に載っているのも同じものばかり何度も登場する。海に捨てられたプラスチックを食べて死ぬ生き物が沢山いる。
ゴミをくれてありがとう、と思っている生き物がそんなにいるとは到底思えない。
海底に散らかるゴミはやはり美しさとは遠く、見苦しい。そこに場違いに楽しげなコメントを散りばめているものだから、何か拒絶反応のようなものを感じる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA8733037X -
海底の世界を撮った写真集。
海に沈むゴミは小さな貝やコケが張り付いて
もはやゴミではなく景色として溶け込んでいる。
そこに魚たちが上手に生活をしている。
物の見方が変わる写真だと思った。
魚たちは色とりどりで、
海の碧は澄んでいて美しい。
写真に添えられている短文もユーモアがあって面白い。 -
海の生き物たちの家は実は人間が捨てたごみだった。勿論、ゴミはごみ。されど、それを活かしてうみの生き物たちは必死に生きている。ちょっと感動するかもしれない一冊。
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海底の人工物にすむ魚の写真集。絵本みたい。ぱらぱら見られて楽しい。
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ゴミも魚にとっては恰好の家。
このゴミも何百年も経ったら誰かが遺跡っていうのかな?
難しいことはおいといても、コメントと一緒にニヤリと楽しめる本。