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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784000052078
作品紹介・あらすじ
史上空前の帝国の君主は、なぜ自ら数となり、後継者にも数となることを命じたのか? 人は時に、ある数に思いを込める。数と漢字の間のドラマ、「数」という漢字に宿る意味、数えるという行為が秘める意味など、漢字で書かれた数がつむぎ出す28の古今の物語。日本文学と中国文学を縦横無尽に駆けめぐる。
みんなの感想まとめ
数と漢字の関係を探る本作は、歴史的な視点を交えながら、数字に込められた意味や文化的背景を深く掘り下げています。特に、始皇帝の名前や「三千丈」のような表現に対する考察は、読者に新たな視点を提供します。著...
感想・レビュー・書評
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★★★☆☆
副題にもある通り、漢字と数のお話です。
始皇帝の名前は諡ではなかったんだなあと。
『諡とは、君主の死後、子孫や臣下がその業績を追慕して定める呼び名である。』
子どもや部下からの評価なんぞコトワル!と。
二世皇帝、三世皇帝、と万世に渡って続くはずだったんですが・・。
あと、名前につけられたときだけの特別な読みを持つ漢字とか。
興味を持っている箇所は面白く読めました^^
(まっきー) -
数字に関する作者の考察といった感じ。
そう考えると面白いなというのがいくつかありました。 -
岩波『科学』への連載を含む28(完全数!)のエッセイ集。円満字さんにしてはちょっと平凡な仕上がりかな?特に李白の白髪三千丈で,何故「三千」かって話は,ちょっと独善的かも。確か「三千丈」は,高島氏が著書で押韻にからめて説得的な話を書いていたと思う。あっちの方が百倍よかったな。
でも「億は一〇万、兆は一〇億」は良かった。漢字でもなんでもそうだけど,複数の意味をもつ語は,繰り返し使われる語義が前面に出て,長い間にはその一つの意味に固定化してしまう。位取りを表す「億」「兆」もそう。
古くは「億」は「おもんぱかる」という意味で使われていて,位取りとしては十万だったり万万だったり一定していなかった。単にたくさんを現す語だった。近代化を経て,万より大きな位取り専用の文字が必要になった関係で,「億」は万万に固定され,「おもんぱかる」の語義が衰退した。鋭い考察だ。 -
数字って面白い!!!
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821.2/エ
始皇帝は、なぜ“数”となり後継者にも“数”となることを命じたのか?
太宰はなぜ「富嶽百景」で富士山を測ったのか?
漢数字にまつわる28の物語を収録。 -
2011-2-3
数字っておもしろいんだ! -
最初はなんだかつまんねーなーっていうか…なにがしたいの?って感じだったけど。
徐々に古典についての考察というか、そういうのが入ってきて楽しめた。
漢字と数字。
相容れないような、なんとも微妙な関係がいいですな。 -
数字にまつわる漢字の話が興味深く書かれていて面白かった。
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時々入る、著者の心情がおもしろかった。
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