- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000053877
作品紹介・あらすじ
1900年、パリの第2回国際数学者会議においてドイツの数学者D.ヒルベルトは23の未解決問題を発表し、20世紀の数学を導こうとした。それから100年後の2000年に、ヒルベルトの発表に倣ってクレイ数学研究所はパリにおいて7つの未解決問題「ミレニアム問題」を発表した。そして1問につき100万ドルの賞金を懸けるという異例の内容で世界に衝撃を与えた。ミレニアム問題はトポロジーや整数論、素粒子物理学、暗号理論、コンピュータ科学、流体力学という数学の広い分野に関わっており、その解決は現代数学の流れを方向付ける重要な鍵になるだろう。挑戦者を興奮させてやまない難問がどんなものなのかを数学に関心を持つすべての人に向けて解説する。
感想・レビュー・書評
-
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00101950詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私にはレベルが高すぎ、途中挫折・・・。アウトラインでもつかめればと思ったが、難しいのう。
-
賞金のかかった7つの未解決問題を、著者が問題の難易度を考えてやさしい順に紹介している。
最後に出てくるホッジ予想は何を言ってるかすらわからないが、たしかにこの順だろうなと思うし、どれか解かれたらインターネットの世界にも影響するのだから、重要さは意外と身近にある。 -
以前に半分くらい読んだが、とても面白い。数学を勉強したいと思わせる本である。
改めて、もう一度読みたい。