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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784000054614
感想・レビュー・書評
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素晴らしい充実度だ
これが日本人の著者によるもの、というのも嬉しい
こういう俯瞰を日本人も忘れてはいけない
ただ、やはりおもしろいのは、近代化の途中まで
近代化していくと、なんとなく今日の人体観に近くなるので、驚きは少なくなる
ワクチンやX線とかが出てきたあたりで、だいたい、満足
古代の身体観から、ルネサンスとかを経て変化していくところが面白い
とにかくも、人体観察の方法論の変化はヴェサリウスあたりからだろうが、中身は古代のまま
血液が循環するもの、という発見あたりから、古代の身体はどうやら根本的に違うぞ、と、なっていく
そうした疑問に技術が段々とおいついて答えが見えてくるのが19世紀とか20世紀
やー面白かった
タイモン・スクリーチの『江戸の身体を開く』とか、バーバラ ・スタフォード の『ボディ・クリティシズム』なんかとあわせよむとヤバい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これほど充実した本が母語で読めることに感謝しなくてはなるまい。
タイトルの通り、人体観の歴史を古代ギリシャから現代までまとめたものである。著者の言うとおり、「人体の客観認識と表現の歴史」をたどった一冊であり、時代時代において「人体とは何か」について人々がどのように考え、どのように表してきたかが通観できる。
日本における歴史もまとめてあり、たぶんこのような切り口での調査研究のまとめは他にないだろう。
通史になっているので参考にするのに重宝する。索引、参考文献も充実。
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