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- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000054652
感想・レビュー・書評
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ポイント
①紀元前4000年に牛疫はパピルスに記されている
人類がそれを撲滅できたのは2010年
ウイルスを撲滅するには1000年単位の時間がかかってきた
②1711年牛疫に対してイタリアでとられた摘発淘汰の考え方が今も採用されている(移動制限、消毒など)違反すると庶民の身分だと絞首刑か八つ裂き、聖職者は一生ガレー船の漕ぎ手(奴隷扱い)
③口蹄疫は牛疫にくらべ、病原性が低いため不顕性感染が多く、逆に撲滅が困難
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私のポイント
近年の科学の発展によりワクチンや薬剤の開発スピードが桁違いに早まっていることは念頭に置く。が、
①自分の生存中に特定のウイルスが撲滅されることは、とても稀なことと考えるべき
②絞首刑レベルの厳罰を課さないと伝染病は撲滅できるものではない
③ウイルスは刻一刻変異する。それに対応する主体は免疫機構。
感染症対策はその補助。
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東京大学農学生命科学図書館の所蔵情報
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2002764214
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