数式いらず!見える相対性理論

  • 岩波書店 (2005年9月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784000055291

みんなの感想まとめ

相対性理論を数式なしで理解できるという魅力を持つこの本は、文系の読者にも親しみやすく、感覚的に物理現象を捉える手助けをしてくれます。著者は、専門的な知識がなくても、相対性理論の核心を理解できるように工...

感想・レビュー・書評

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  • 読んだのは、学生時代なので、6〜7年前である。つい最近、文学のゼミで『秒速5センチメートル』を扱ったときに、発表者が相対性理論の話をしていたので思い出した。読んだ当時は、図書館で借りたので家になく、手元に置きたくなったので買い直したことになる。改めてパラパラめくってみたが、文系が、文系で必要なレベルで相対性理論を理解するのに、本当にいい本だと思う。
    何より、この本を読んで思うことは、タイトルにもある「数式いらず!」というところ。よくよく考えれば、理論物理学とか、大学で学ぶ物理にでもならないかぎり、高校までの物理は、現実に起こる物理現象を扱っているわけだから、数式に置き換える以前に、感覚的に理解できる領域というのがあるはずである。その感覚で理解できる物理現象の延長線上で、この本は特殊相対性理論を説明してくれている。
    意外とこの部分は重要な気がしている。というのも、数字に対するアレルギーで、数字によって表されている現象そのものの理解を諦めている人というのは、そこそこいるのではないかと思うからである。小学生の算数ではないが、1+1=2というのは、りんご1個があったところに、りんごが1個増えて2個になったということであると分かるように、この後ろの方の説明は、難しい数式になっても理解できるものはけっこうあったりする。その際たる例が、自分の経験としては、この本だった。
    物理学の専門家でもない限り、「相対性理論について知りたい」というのは、「相対性理論が何をどうやって説明しているのか」であることが多くて、数式を理解したいのではなくて、数式の説明を理解したいのではないかと思う。こういった「翻訳」作業は、身の回りによほどそうした意識のある人でもいないと貴重である。

  • 時空図が詳しい

  • めっちゃ分かりやすくて面白かった!
    1年生の時に少人数制授業で使った本なんだけど、相対性理論を理解するのにものすごく役立った。

    これを読んだ後に『哲学的な何か、あと科学とか』(飲茶)を読むと面白いと思う。
    教養としての理系知識に最適の本。

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