直観でわかる数学

著者 :
  • 岩波書店
3.42
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本棚登録 : 638
感想 : 64
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000056793

作品紹介・あらすじ

本書はこんな人に最適です。数学なんてキライだという人。ラクして数学がわかりたい人。問題は解けるのになんだかモヤモヤする人。数式でなく、絵で理解する、世にも不思議な数学の本。驚きの直観的説明が、あなたの苦手意識をきれいさっぱり吹き飛ばします。「失敗学」のハタムラ式数学。本質がズバリわかる。

感想・レビュー・書評

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  • 高校の数学の先生に読んで欲しい一冊です。が、この本の内容をおもしろいと思えるのは一通り数学を学んでいることが前提にある気がします。
    私は理系で情報科学を学んできたなかで、テストで点数をとるためには腑に落ちなくてもこういくものなのだと、数式の意味を理解せずに覚えてきました。
    これまでの勉強の裏側にこんな理屈があるんだと、現実世界にもっと寄せて考えるとこういう意味だったのだと分かるような内容になっているため、自分にとっては大変嬉しいです良書でした。
    なので、私みたいにとりあえず、本質を理解してなくても、数学は解ければ良いと思って勉強してきた方にオススメしたいです。

  • おもしろかったよ!

  • とりあえずは一読した…最初はかなりとっつきやすかったのだが、自分自身の数学力のなさは相当なもののようで、これだけ噛み砕いてもらってもまだ、追いつけない。。

  • 直感ではなく直観、である。東大名誉教授で著作も多く、工学系が専門の筆者。数学嫌いを生んでしまう数学教育をディスりながら、小難しい数学の決まりごとを噛み砕いて説明している。

    文系の私にとっては「そういや高校数学で習ったなあ」という程度の単語が時折出てくる。あの頃は言葉や公式を丸暗記しつつも自分なりの解き方を研究してそれなりに他の教科よりは楽しめたものだったが、大学以降で使う機会がなくなると知識はキレイに抜け落ちてしまった。

    かなり噛み砕いて説明してくれている本書ではあるが、それと自分の理解が追い付くのとはまた別の話だと改めて理解した。普段使わないものはやはり頭に入ってこないw。学生時分よりも「頭に入れておかなければならない」事柄は、生活が懸かっているだけに必死に覚えるので、「とりあえず必要ないもの」は頭の中から追い出して必要なことを効率良く覚えようとするものなのだろう。

    と、本書を理解しないまま読み終えた言い訳を述べてみた。

  • #図書館 「直観」の意味を勘違いして読むと痛い目に遭いますが、冒頭にキチンと説明されています。著者の考え方や説明は、他の本でも私にはわかりやすく、今作も同様でした。

  • 数学が好きなのに解けないモヤモヤ…本質が全く分からない。そんな私の悩みを大幅に解消してくれました。おかげで算数・数学の知識が自分のものになってきました。シミュレーションや計算も腹落ちしたから楽々進む。本当人生変わりました。この本に出会ってなかったら今でも数学が好きなのに解くことができない悩みに苛まれていそうです。助かりました。ありがとうございます。

  • ピンとこない本だった。はまる人にははまる良い本なのでしょう。

  • 直観的ではあるけど、肝心の具体的な数式とかに繋がってないので、あまりわかった実感がない。。
    これに2000円は払えないかなぁ。。

  •  教育学部とはいえ、数学を専攻したばかりに、私の悲劇は大学生の時に始まった。

     ま、それはさておき、算数も数学も、日常生活から離れれば離れるほど、抽象度が高くなれば高くなるほど難しくなることは言うまでもない。

     例えば、同じかけ算でも、整数なら簡単なものが、小数、分数になると途端にわけがわからなくなる場合が多い。

     そこでこの本は、抽象度が高くなりすぎた数学を、できるだけわかりやすく、一般人の日常感覚に引き寄せて解説しよう、とまあ、そういう趣旨である。

     例えば、p.80 複素数は一種の圧縮ソフトであると、こんな感じである。

     ここだけ読むと、かえってわかりにくいと思う人もあるかと思うが、前後を読めば大丈夫。なるほど、そういう意味だったのか…たくさんの発見があるはずである。そして、運がよければ、これを機に、数学が好きになってしまうかも…。

     個人的に面白かったのは、最後の語録のp.184 「納得できない」ということは、受け取る人の頭の中にある型紙、テンプレートに合わないということ。というところ。

     なるほど、そういうことだったのか。今からでも遅くはない。自分の中のテンプレートを増やさなければ。

  • だいぶ前に読んだのですが、頭のモヤモヤが少し晴れた気がしました。書かれている通りこれで数学に強くなれるという内容ではないのですが、数学の根底にあるものを理解をする上では、とても大切なことが書かれている書であることは間違いないと思います。読んでいてすごく面白いです。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授、工学院大学教授、工学博士。東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会・元委員長。消費者安全調査委員会・委員長。1941年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。東京大学教授を経て現職。専門は失敗学、創造学、危険学、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。著書に『失敗学のすすめ』(講談社文庫)、『直感でわかる数学』(岩波書店)、『未曾有と想定外』(講談社現代新書)など多数。

「2020年 『図解 使える失敗学大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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