- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000056793
感想・レビュー・書評
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良い予感。
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これまで抱いて来た、数学にたいする疑問や不信感が
見事に払拭できた。いっぽうで、自分が受けてきた教育というものが、
洗脳に似たものにも思えてしまった。。
物事の単純化や見える化によって
コラボするためのツールとして
偉大な発明であることも事実。
要はお付き合いの仕方といういことか。 -
この本を読めばすぐさま数学アレルギーが取れる、
という代物ではありませんが、読み始めるとはまって
しまったような感覚に陥りました。
私も高校時代
「なんで虚数なんて概念があるんやろか。。。
こんなもん自然界に存在するんかいな」
ととても不思議に思ったことがあります。
理系の人が読むと、「そんなことはわかりきって
いる事だ」「もっと別な説明の仕方がある」と
少し物足りないものを感じるかもしれませんが、
理系の人もそうでない人も読んで損は無いと思い
ました。
考え方を変える。それだけでこうも捕らえ方が
変わるものなのでしょうか。 -
図書館より。
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あー。数学ってちゃんと意味があるんだ。
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考え方がわかりやすい
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これ、図書館で借りて読んだんだよね、でも、また、忘れている。(続)も出ているのに、なかなか進まない。数学が、ワカラナイという人は、ほとんど指導者が問題なんだって。数学的な思考は、身につきそうです。
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図書館でこの本を偶然見つけて手にしたところ、その内容のおもしろさから、みるみるうちに引き込まれ、あげくの果てに本を購入しちゃいました。失敗学でとても有名なハタムラ先生ですが、本当に書きたかったことは失敗学よりもこちらの方が本命だったんじゃないのかなぁと思わずにはいられません。そう感じられるぐらい文面がノリノリですw
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この本は、名著である。数学に対して何だか違和感があった処の根拠が示されている。「納得できないからワカラナイのである」し、「意味不明の概念を丸飲みさせられている気色悪さを感じる」とハッキリ記されている処が秀逸だ。その上、「わかる」ためには「受け取る人の頭の中にある型紙,テンプレート」に合うように説明しなければならない、ということが指摘されている。なぜ今まで誰も言ってくれなかったのだろう。よくよく考えれば、18世紀にカントが確立した認識論ではないか。哲学と数学では異なるとでも思っていたのだろうか。数学のもつモノを理解するツール性は、後追いのつじつま合わせでないテンプレートの提示が必要である事を高らかに宣言した書である。「教科書は解ける方程式しか取り上げない」ということは、小学校の算数から始まって自明のことだったのだ。一読をお薦めする。
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この内容でも、思い出せないのがある・・
中学からやり直す