光るキノコと夜の森

  • 岩波書店 (2013年7月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (80ページ) / ISBN・EAN: 9784000058834

みんなの感想まとめ

夜の森で静かに灯るキノコたちを巡る旅を描いたこの作品は、幻想的な雰囲気と共に日本の発光キノコの魅力を伝えています。深い闇の中で輝くキノコの美しさや神秘的な存在感は、まるでファンタジーの世界に迷い込んだ...

感想・レビュー・書評

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  • 夜の森。深い闇の中で静かに灯るキノコを巡る旅の、写真集。
    ・はじめに
    奈良 大台ケ原 伊豆諸島 八丈島 小笠原諸島 父島
    沖縄本島 やんばる 八重山諸島 石垣島
    ・コラム有り ・日本の発光キノコ図鑑
    ・見に行こう!探そう!撮ってみよう!
    ・あとがき

    日本の発光キノコは11種類。
    発光の謎はまだ解明されていないし、未発見もあるらしい。
    その実態も含めての、ミステリアスな存在。
    暗い闇の中の灯は、ファンタジーの世界の如し。
    その美しい緑と可愛いフォルムは、何とも神秘的です。
    小さなシイノトモシダケやアミヒカリタケの愛らしさ。
    ただそこに佇んで光っているだけなのに、惹かれてしまう。
    発光キノコについての知識も得られて、良かったです。

  •  日本で確認されている発光キノコは10種類を超え、今も続々と新たな種類が報告されているという。けれども、なぜ、どうやって光るのかなどのメカニズムはほぼ不明で、彼らは「謎だらけの生き物なのだ」。
     本書は、石垣島に住み、島と深い関わりを持つカメラマンが、父島(小笠原諸島)や石垣島(八重山諸島)などで撮りためた、「漆黒の森に灯る仄かな光のおびただしさ」を集めた写真集だ。この世のものとは思えないミステリアスな美しさは文字では伝えようがないが、蛍光ペンで立体的に色を塗ったとしか思えないキノコたちのファンタジックぶりは、そのふところにかぐや姫を隠し抱くと信じさせるに十分な、幻想性と物語性を兼ね備えている。

  • キノコは音が聞こえてきそう。ほわっと灯りがともる音。ぽっぽっぽっと、空一面に胞子を飛ばす音。もし夜中に森で迷い、こんな発光キノコに出会ったら…嬉しいかしら、それとも怖いかしら。

    • まえすとろさん
      食べたなら、口の中が光りそうです!←食べられないってば!
      食べたなら、口の中が光りそうです!←食べられないってば!
      2013/09/05
    • はこちゃんさん
      食べられないかなぁ(笑)
      バリウムの代わりとかにならないかなあ〜(笑)
      食べられないかなぁ(笑)
      バリウムの代わりとかにならないかなあ〜(笑)
      2013/09/05
  • 基本的に写真集。
    合間合間に光るキノコについての説明がある。
    キノコによって発光の度合いが違ったり、傘ではなくて根に近い方が光ってたりで面白かった。
    かわいいし。
    読み終わった後に、SNSでヤコウタケの栽培キットの通販を見てしまい買いたかったけれど、地元の気温が高すぎて栽培に向かずに諦めた。
    季節と気温が合うならいちど栽培してみたい。

  • 光るキノコ、そしてそれに関わった人物のエピソードなどが書かれていて面白い。

  • ふむ

  • 緑色に光る、幻想的な発光キノコの写真にひかれて、図書館で借りてみた。写真だけでなくコラムもあり、まったく知らなかった発光キノコの雑学が得られた。

    意外なことに、発光キノコの調査・研究はまだ途上にあるらしい。発光のメカニズムや、何のために光っているのかなど明確になっていない。それに、今も新たな種が報告されており、まだまだ未発見の種があるとされている。本書で紹介されているキノコも、まだ未同定のために標準和名ではない仮称で掲載されているものがある。

    専門家の間では、日本は発光生物の宝庫とされているという。発光キノコを見るなら、伊豆諸島の八丈島が良いと紹介されている。一眼レフのカメラを持って、見にいってもいいかもしれない。

    小さい頃に、祖父がホタルがいたと捕まえて持って帰ってきてくれたことがある。発光生物を直接自分の目で見たのは、たぶん後にも先にもその時だけだと思う。たった1匹だけだったが、はっきりとした黄色っぽい光が見えて、不思議な思いがしたのを覚えている。翌日には死んでしまっていたが。『火垂るの墓』の話は本当だった・・・。

  • 夜,天,星,月.ツキヨタケ,ホシノヒカリタケ,ギンガタケ,シイノトモシビタケ.あちこちまばらに生えているキノコの光を結んで星座を描き,すきまなく生えているものには星雲を重ね,月のない晩には月の代わりにしたのでしょうか.どれも詩情あふれる名前です.
    大きさは小さいもので直径2mm,大きいもので30cm!闇が深まるほどキノコの光は引き立てられて,朽ち木も枯れ枝も落ち葉も華麗にドレスアップ.昼間とは別世界の夜の森.ここに入ったら朝まで時間を忘れて過ごしてしまいそう.
    キノコとホタルの共演写真に心躍りました.
    《2014.08.21》

  • 2015年5月新着

  • 【選書者コメント】光るキノコの幻想的な写真とエッセイにひかれました。
    [請求記号]4700:55

  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】474.85||N【資料ID】91132409

  • 日本に、光るキノコが自生しているとは知りませんでした。
    きれいですよ、ホント。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784000058834

  • 夜の森に行ってみたくなりますね!

    岩波書店のPR
    「神秘的な夜の森に、妖しく光るキノコ。おとぎ話ではなく、実は日本各地で見られる光景なのです。ツキヨタケ、ヤコウタケ、シイノトモシビタケなど、国内で見つかっている10種以上の発光シーンを、美しく幻想的な写真で収録。発光のしくみと役割、伝説や研究史、見つけ方などを気鋭の研究者が解説。光るキノコ図鑑付き。 」
    岩波書店 自然科学書編集部 これから出る本より・・・
    http://www.iwanami.co.jp/hensyu/science/next.html
    『光るキノコと夜の森』moreinfo
    http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0058830/top.html

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著者プロフィール

1970年 札幌市に生まれる
1994年 北海道大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了
1997年 総合研究大学院大学大学院生命科学研究科博士課程修了
 名古屋大学大学院生命農学研究科助教などを経て
現 在 中部大学応用生物学部教授、博士(理学)
著 書 『ホタルの光は、なぞだらけ』(くもん出版、2013)
 『光る生きものはなぜ光る?』(文一総合出版、2015)
 『恐竜はホタルを見たか』(岩波書店、2016)
 『光る生き物の科学』(日本評論社、2021)他

「2022年 『世界の発光生物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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