ファインマン流 物理がわかるコツ

  • 岩波書店 (2015年4月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784000059688

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  • カルテク(カリフォルニア工科大学)でのファインマンの講義録。力学の入門編であり、レベルとしては高校物理くらいかなというところ。だからといって誰でも読めるわけではなく、微分とはそりが合わない人にとっては「さっぱり分からん」という感想しか持てないだろう。理系の学生にとっては力学の考え方を学ぶのに良いだろう。それ以外の人は、「物理ってこんな考え方で問題解決するんだ」とファインマンの語りを楽しむのがいいかもしれない。読んだ後に何かすごいことが分かったような気になる。演習問題が付いているが、理系の学生なら挑戦するのもいい。私は解いてない(解けない)。

  • 「FEYNMAN'S TIPS ON PHYSICS-Reflections,Advice,Insights,Practice-A problem-solving supplement to The Feynman Lectures on Physics」(2013)の、2p15/04/22の翻訳。

    p.4「どんなに注意深く入学者を選んでも、どんなに辛抱強く分析をしても学生がここに入ってくると何かが起こる。「かれらのほぼ半数は平均より下ということがいつも起こるんです!」
    もちろん諸君はこの話を聞いて笑うでしょう。理性的に考えれば当たり前の話だからです。」

    p.7「何か式を書いたときには何も考えずに、また、間違いなく、それを微分できるようでなければなりません。」

    p.7「代数や微分、積分での間違いほどつまらないものはない。」

    p.7「計算はできるだけ速く、間違いは最小限にしてやれるようにしなければならない。そのために必要なことはくり返しの練習しかない。それが唯一の方法なのです。」

    pp.7-8「微分についても同じように、勉強しなければなりません。まず、カードをつ作りなさい。そして、カードの上に次のような一般的な式をいくつか書いてみよう。たとえば、
    1+6t
    4t^2+2t^3
    (1+2t)^3
    √(1+5t)
    (t+7t^2)(1/3)
    などです。」

    p.8「したがってまずやるべきことは、導関数をどう暗記するかということです。余計なことは考えずにともかくやる。これはどうしても練習して身につけなければならないことなのです。」

    p.11「さて、微分の逆が積分です。微分のときと同じようにできるだけ素早く積分できるようにならなければなりません。積分は微分ほどやさしくはないが、簡単な式の積分については頭の中でやれるようにでなくてはいけない。ただし、どんな表現でも積分できるようになる必要はない。」

    pp.11-12「微積分については、これ以上なにもいうことはありません。あとは君たち次第です。君たちは微分と積分の練習を積まなければならない。それにもちろん代数もです。」

    p.12「こうして、面倒くさくても代数と微積分をやる--これがまずやらねばならないことなのです。」

    p.29「まず公式を暗記するだけというのはよくない。」

    pp.29-30(暗記は)「しかし最終的には、それは就職したときかもしれないし、何かほかのときかもしれないけれど、どこまでおかしくなる。それは物理はきわめて範囲の広い学問だからです。何百万という公式が法則がある!それを全部暗記することはできない-不可能なんです。」

    [目次]

    第2版への序
    まえがき
    序文-刊行によせて

    1 これだけは知ってほしい--物理の苦手な学生のための補講A
    2 法則と直観--物理が苦手な学生のための補講B
    3 さまざまな問題とその解--物理が苦手な学生のための補講C
    4力学的効果とその応用--物理が苦手な学生のための補講D
    5 演習問題

    <付録>
    ・『ファインマン物理学』はいかにして生まれたか(マシュー・サンズ)
    ・ファインマンへのインタビュー
    ・レイトンへのインタビュー
    ・ヴォクトへのインタビュー
    演習問題解答
    訳者あとがき
    索引

  • 桃山学院大学附属図書館電子ブックへのリンク↓
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000140415

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  • 大学初頭の物理テキストとして名高い「ファインマン物理学」講義録の補足と,講義がどう作られたかなどの背景事情のエッセーを収めている.「ファインマン物理学」は手に取ったことがなかったが,ある程度物理に関係する分野を専攻していながら,高校以来今に至るまで物理に対する苦手意識を払拭できていなかったので,何かしらヒントがあればと思い読んだ.冒頭の,カルテクで落ちこぼれる学生に向けた言葉は,自分と共通する部分も多かった.ごく自明なことではあるが,単なる公式としてではなく,諸現象の背景や相互関係を頭に入れることが,新たな発見には不可欠であること,またバビロニアの代数の例を引き,物理の理解に際しては納得がいくまで,量をこなす他ないという部分は肝に銘じたい.もっと早く出会っていればいろんな考え方が変わったかもしれないと思う一冊.大学で物理を勉強し始めたが,理解が追いつかず脱落しかけている人にお勧めしたい.

  • ファインマン物理学の本が、どのようにして生み出されたのかのバックグラウンドの話が出てくる。新しい知識を入れて教科書を作ることの難しさよ。

  • 請求記号 420/F 23

  • 2015年6月新着

  • 有理関数の積分テクニックの話がすごい。

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