アフォーダンス-新しい認知の理論 (岩波科学ライブラリー (12))

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  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000065122

感想・レビュー・書評

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  • アフォーダンスとはなにか、概念を発見したときから二次発展くらいまでを学術的に記した一冊。

    結構難しい部分もあったので、理解には頑張りが必要でしたが、
    ちょー面白かったです。世の中の見え方が少し変わったかも。
    人間の感覚という、内側の要素に最近興味があるし、外界をどのように認知・感知するかで、世の中は構成されていると思う。発信することを日頃考えて仕事をしていますが、受信側の深い部分に対する理解こそ、発信を考える上で大事ですよね。

    もっかい読みます。正直、わかってないとこがあるw

  • 最新の認知科学が示すまったく新しい認識論。例えば、自分たちは、対象を見てそれと認識するとき、対象から発せられた光が刺激となって、自身の網膜に像を結ぶ過程が必要だと考える。しかし、実は、網膜の像それ自体はそれほど重要ではない。なぜなら、網膜に像を結ぶような構造をした視覚器官は、生物学的には非常に限られるからである。では、自分たちは、いったい何を見ているのか。さても、自分たちが見ているのは「変化」であるという。対象の運動、いやそれよりも自身の動作によって、視界は絶え間なく変化し続ける。その変化の中に現れる配列の構造から、対応する一つの概念を見出すこと、それが見てそれと認識するということなのである。そして、この認識モデルを採用するとき、これまでの認識論で「刺激」とされてきたものが「情報」として捉え直されることになる。自分たちを包む環境は刺激の束から、情報の海へと姿を変える。対象の刺激を受容することで世界を認識する受動的主体は、対象の情報を探索することで世界を認識する積極的主体へと存在を変える。無限の情報の探索し続ける主体の知覚動作は生涯変化し続け、個体ごとに無限に分化していく。ここにおいて、発達すること、それは身体のふるまいをより、複雑に、洗練させていくことである。

  • むずかしい。

  • 2009.06 アフォーダンスの基本中の基本がわかる本。入門書に続いて読んでみた。わかったようでわからないようで、アフォーダンスはやはり難解。

  • 分かったような、分からないような・・・私には難しかったです。

  • 知識を蓄えるのではなく、身体のふるまいをより複雑に、洗練されたものにしてゆくことが、発達する事の意味である

  • ギブソンは随分と難しい造語を作ったものだ。環境が我々に対して与える意味?「知覚システム」と言われて何となくピンときたようなこないような。ただ少なくとも、なぜルンバが世界的大ヒット商品になったのかは理解できるし、それがアフォーダンスを設計した結果だと言われれば、なるほどと納得できる。

  • ものを視覚的に感じるとき、眼球だけで知覚するのではなく目が収まっている頭、首、その下の身体が一連の「視るシステム」となって動きながら把握する。変化する像の中の不変項を取り出すことでものの形がわかる。不変項とは画像認識でいう特徴量と言い換えられるかも。自然界のナマの認識には複数の感覚による冗長性がある。人間がデザインする情報には冗長性が欠けることが多い。不要に見える冗長性がリアリティを生み出すのかもしれない

  • 環境が持つ知識,環境との相互作用で生じる認識,agentの動きと知覚

  • J・J・ギブソンの生態学的心理学と、その中核にある「アフォーダンス」という概念について、分かりやすく解説しているコンパクトな入門書です。

    著者には『アフォーダンス入門』(講談社学術文庫)という著書もあり、そちらではダーウィンの進化論と絡めてアフォーダンスの発想を解説しています。本書では、ギブソンと生態学的心理学の元来の文脈にそくした形で説明がされているので、むしろこちらの方が「アフォーダンス入門」というタイトルにふさわしいと言えるかもしれません。

    とくに後半は、私たちの持つさまざまな知覚が協働してシステムを形成していることを示す実験が多く紹介されており、興味深く読みました。

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著者プロフィール

多摩美術大学美術学部教授、東京大学名誉教授

「2018年 『身体とアフォーダンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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