電子図書館 (岩波科学ライブラリー)

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  • 岩波書店
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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000065153

作品紹介・あらすじ

図書館とは、書籍の集積を通して世界のすべてを理解し、知的に所有したいという人間の深い欲求から生まれたものである。電子図書館はこのような人間の欲求をマルチメディアとネットワークの技術を利用し、かつてない高度なレベルで実現しようとする試みである。いまや、地球表面はくまなくネットワークでおおわれ、地球規模の超大規模ハイパーテキストが作られつつある。ネットワーク化された書籍によって、人間の知的活動はどのように変わっていくだろうか。電子図書館研究の第一人者が研究の現状と将来の展望を語る。

感想・レビュー・書評

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  • ☆ぜひに作ってほしい。電子図書館。
    岩波情報科学辞典 ハイパーテキスト

  • 国会図書館の館長を務めた著者が、インターネットとマルチメディアを利用した、新しい図書館の姿とその役割について論じています。

    人文系の学問を学んだ者としては、やや技術決定論的な論調にも取れる部分が気になったり、もう少し理念的な観点から図書館の方向性を論じてほしいという気もするのですが、むろん技術によって解決されるような問題は、解決に向けての道を進めてもらいたいところです。

  • ここに出てくる電子書籍を見る機器やネットで公開されていることは、ほぼこの20年で実現したともいえる。コンピュータの世界で20年は、ほぼ永遠に近いくらいの時間だから。

  • 勉強になりました。

  • 言語処理の大家である長尾先生には、言語処理学会でお会いしたことがあります。
    先生が、こういう本を出していることを知りませんでした。
    電子図書館は、この30年間、常に時代より10年遅れたシステムを採用しつづけてきました。
    なぜ、こんなことが起こるのでしょうか。

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著者プロフィール

長尾真(ながお・まこと)
1936年生まれ。1961年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。京都大学助手・助教授、フランス・グルノーブル大学客員助教授を経て、1973年京都大学工学部教授。1997年京都大学総長、2003年京都大学名誉教授。その後、情報通信研究機構初代理事長を経て、2007年より国立国会図書館長を務めた。専門は情報学、機械翻訳。著書に『人工知能と人間』(岩波新書)、『「わかる」とは何か』(岩波新書)、『情報を読む力、学問する心』(ミネルヴァ書房)など。

「2021年 『〈こころ〉とアーティフィシャル・マインド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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