認知の起源をさぐる (岩波科学ライブラリー 21)

著者 : 渡辺茂

• 岩波書店 (1995年3月22日発売)

作品紹介・あらすじ

高度な知的能力は人間だけのものなのだろうか。ピカソとモネの絵を見分け、仲間の痛みを感じとるハト、死にまねをするブタハナヘビ、他人の経験を学んで餌をじょうずに取るタコなど、最近、さまざまな動物が高度な認知機能をもっていることがわかってきた。人間と比較しながら、動物たちのユニークな心の世界を紹介する。

感想・レビュー・書評

[miyaさんの感想 · 2014年9月4日]

認知＝心の動きとして考えると、動物や鳥にも心があるように思えるだろう。ただ、客観的に心の動きを見ることができないから、外からの観察に頼るしかないのが難しいところ。

[白黒羊さんの感想 · 2014年3月15日]

勉強になりました。

著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授

「2023年 『動物に「心」は必要か　増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」