鏡の中のミステリー 左右逆転の謎に挑む (岩波科学ライブラリー 55)
- 岩波書店 (1997年1月1日発売)
本棚登録 : 42人
感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (120ページ) / ISBN・EAN: 9784000065559
みんなの感想まとめ
鏡がなぜ左右だけを反転するのか、その理由がわかりやすく解説されており、読者を引き込む魅力があります。光学的な原理に基づき、鏡は前後を反転させることで左右が逆に見えるという説明は、納得感があり、複数の現...
感想・レビュー・書評
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鏡がなぜ左右だけを反転するのか?について、これまでに読んだどの本よりわかりやすかったため、コメント。
鏡が左右を反転する理由。鏡は光学的に左右ではなく前後を反転する。鏡の自分と重ね合わせるために回転すると、前後と左右が逆になる。結果、左右のみが反転される。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。
鏡で左右反転しているように見えることは、複数の現象とプロセスが関わっていることが説得力満点で語られた。2015/07/17 19:31 -
勉強になりました。
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鏡に映る姿はなぜ左右は反転するのに上下はそのままなのか。
単純だけど、単純だからこその奥深いところがある。単純=簡単ではない。 -
面白かった。「上下は逆にならないのに、左右が逆になるのは何故か?」という、当たり前なのに、ちゃんと説明されていなかった謎を解明する。この問題は、半世紀もの間、多くの哲学者・心理学者・物理学者・数学者などが挑戦してきたらしい。今まで、ちゃんとした答が出ていなかったというのも、ある意味ミステリーだが、本書では、本当の鏡の性質ーーー左右を反転させるのではなく、鏡面の鉛直方向だけを反転させるーーーを認める事から検証が始まる。物理的な検討だけでなく、人間社会の常識観まで考慮しなければ、満足のいく説明が成立しないのが、奥深いところだ。決して読みやすいわけでもなく、修辞的にも素っ気ない文章だか、問題解決の手順をしっかり踏んで演繹していき、最後に「謎は解けた」と結ぶのは、理系文章として清々しい。
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視覚心理の本。
最後まで読んでもいまいちスッキリしませんでした。
著者プロフィール
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