カーボンナノチューブの挑戦 (岩波科学ライブラリー 66)

  • 岩波書店 (1999年1月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784000065665

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  • 勉強になりました。

  • 日本人が、マイケル・ファラデーが始めた金曜講話に、カーボンナノチューブで登場していたとは思わなかった。

  • カーボンナノチューブ発見者の語る私の研究

    読了日:2007.08.20
    分 類:一般書
    ページ:110P
    発行日:1999年1月発行
    出版社:岩波書店
    評 定:★★


    ●作品データ●
    ----------------------------
    テーマ : カーボンナノチューブ
    語り口 : 一人称
    ジャンル: エッセイ
    対 象 : 一般向け
    ---------------------------

    ---【100字紹介】--------------------
    カーボンナノチューブの発見者である研究者が、
    カーボンナノチューブ研究の背景、発見までの道のり、
    その後の研究展開について、自分の経験を振り返りつつ平易に語る。
    電顕写真なども盛り込んだ、一般向けのよみもの
    ---------------------------------------

    カーボンナノチューブとは、炭素原子が並んで出来た、ナノスケール(10のマイナス9乗)のチューブ型構造体。通常の炭素原子が単体で作る物質といえば、四面体に綺麗に整列して出来たダイヤモンド、六角形が積み上がったハニカム構造のグラファイト(黒鉛)、アモルファス(無秩序な並び)の炭。が、サッカーボールのような並びのC60(フラーレン)が発見されたことから炭素研究が盛んになりました。そして、この著者である飯島氏が、条件次第で様々な物性を持たせることの出来る、カーボンナノチューブを発見したのです。

    本書では著者自身がその研究の背景や概要などについて、極めて平易に語ります。

    一般向けで薄い本ですので、理系の人なら特に苦もなく、一晩とかからず読めるでしょう。完全に網羅的であるわけではないので、初心者の入門にはあまり向きませんが、興味をもった人がふっと手に取ったり、すでにある程度知っている人が、発見者は何を言うのだろう?…という興味で読むには、手ごろな本かと思います。

    ---------------------------------
    文章・描写 :★★★
    展開・結末 :★★★
    簡 潔 性 :★★★+
    独 自 性 :★★★★★
    読 後 感 :★+
    ---------------------------------

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著者プロフィール

飯島 澄男(いいじま すみお)
1939年、埼玉県越谷市出身の物理学者および化学者。ナノ科学、物性物理、材料科学、電子顕微鏡学、結晶学等を研究。日本学士院会員。名古屋大学高等研究院アカデミー会員、名古屋大学特別招聘教授。名城大学終身教授。文化功労者、恩賜賞・日本学士院賞受賞、文化勲章受章。他にも受賞多数。
軽く強く細く、熱と電気をよく通し、導体にも半導体にもなるカーボンナノチューブを発見。電気・電子回路ほか様々な応用可能性を作り出した。ほか電子顕微鏡による結晶の原子像撮影の成功、金の原子がアメーバのように動く金超微粒子の「構造ゆらぎ」現象の発見など、多くの世界的業績を挙げている。
代表作に『カーボンナノチューブの挑戦』など。

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