心理臨床の発想と実践 (心理臨床の基礎)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000067065

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  • 0円購入2007-09-06

  • 心理臨床の基礎1「発想と実践」
    心理臨床の基礎2「心理臨床の理論」
    心理臨床の基礎3「心理臨床の技能と研究」
    全三巻。
    題名の通り、心理臨床の基礎・概略を大変分かりやすく書いている。
    ただし、「技能と研究」は1、2より3年後に出ており、2の奥付の次のページに「技能と研究」続刊、と書かれていたのを思えばいかにも遅い。一度岩波書店に出版の予定を訊いたところ担当に廻され、「ははは」と力ない笑いと声で「まだです」と返答されたことを覚えている。出版の遅れは著者の倉光修先生の原稿が遅かった為と思われる(笑)。

  • 正確な共感とは、聴くと訊くを統合した先にあるという大切なことを教えてくれる。話が堂々巡りになる、つい質問を重ねてしまうなど、面接者が陥りやすい問題についてのヒントがある。

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著者プロフィール

跡見学園女子大学心理学部教授、東京大学名誉教授、臨床心理iNEXT代表。
1957年生まれ。1983年東京大学大学院教育学研究科博士課程中退、教育学部助手、1991年東京工業大学保健管理センター専任講師、1994年東京大学教育学部教育心理学科助教授、2004年同大大学院教育学研究科臨床心理学コース教授。博士(教育学)。
『臨床心理学研究の理論と実際――スチューデント・アパシー研究を例として』(東京大学出版会、1997年)、『心理臨床の基礎 1 心理臨床の発想と実践』(岩波書店、2000年)、『臨床心理アセスメント入門』(金剛出版、2008年)、『臨床心理学をまなぶ 1 これからの臨床心理学』(東京大学出版会、2010年)、『講座臨床心理学 全6巻』(東京大学出版会、2000年~)、『現代の臨床心理学 全5巻』(東京大学出版会、2021年~)をはじめ編著書多数。

「2024年 『心理職は「ときめき」を取り戻せるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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