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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784000069540
みんなの感想まとめ
多様な哲学的テーマを探求する本書は、ヒトとその環境との関係性を深く考察しています。著者は、環境心理学やアフォーダンス理論に基づき、様々な専門家とのインタビューを通じて、ヒトがどのように環境に包まれてい...
感想・レビュー・書評
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「武田鉄矢・今朝の三枚下ろし」というラジオ番組で,武田さんが「アフォーダンス理論」の話をしていた。その話の内容が結構おもしろかったので,そのテーマで,1週間くらいラジオを聞いていたのだ。その番組の最後の方で本書の紹介があったので,県立図書館からお借りして読んでみた。
が,読んでみると,その中身は,アフォーダンス理論について書かれているというよりも,もっと多様な哲学的な話題の解説書であり,とっても難解で途中から理解するのをやめ,飛ばし読みをした。だいたい,文章を書いている人たち自身が,解説・紹介している哲学論文を「難解で…」と言っているくらいだから,わたしのような凡人に理解できる本ではない。武田さんがこれを読んで,これらの論文からネタを取り出して,あの面白い番組を作ったとすれば,彼の読解能力はすごいなと感服つかまつった次第である。
ただ,素人が読んでもおもしろい論文もあるので,拾い読みするといいと思う。弁証法的なお話が詰まっているので,その辺はとても興味深く読ませてもらった。
それにしても,本書の執筆者たちは普段からこんなことを考えながら世の中を見ているんだろうな。
ヒトは環境に支配されて行動しているということについては,とても興味があるので,もっと簡単なアフォーダンス理論の本を探してみることにしよう。
誰か知っていたら教えてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ「ヒトの科学」(全6巻)
『人間とは何かを究明すべく、生物としてのヒトに関する科学的知見と人文社会科学の哲学的深度を持った洞察とを総合し、未開拓の療育を切り拓く学際的探求である』
編集委員は、大澤真幸、大平健、佐々木正人、野家啓一、廣瀬通孝、山極寿一のメンバー。
第4巻は、生態心理学、アフォーダンス理論で有名な佐々木正人教授編集の『包まれるヒト 〜<環境>の存在論〜』
デカルト以来、つまり心身二元論以来、ヒトは環境から切り離され議論されてきた。
この本は、佐々木正人教授が様々な分野の方へのインタビューをとおして、ヒトを包囲する環境とヒトについて考える。
作業療法士、小説家、映画監督、写真家、哲学者、心理学者など、様々な人と佐々木正人教授とのやり取りは、複雑でもあるが、全体を通してヒトの環境への関わり(包まれ方)が浮き彫りになる。
佐々木正人教授の関わりがあるおかげで、常に話題が現世界につながっているように感じた。
僕に取ってはややハイレベルの本だったけども、哲学や芸術など幅広い知識に触れることができたので、読んでいて楽しかった。
また、作業療法士(野村寿子さん)のシーティングセラピーの項は、同類職種として非常に興味深かった。
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プロローグ 『包まれるヒト―“環境”の存在論』への招待(佐々木正人)
1:包囲される身体
インタビュー
世界とつながる椅子 シーティングセラピー(野村寿子×佐々木正人)
環境における呼吸、そして知覚と行為(古山宣洋)
コラム
光学的情報による身体と環境のカップリング(三嶋博之)
2 包囲の哲学
「認識」の哲学から「環境」の哲学へ(染谷昌義)
鼎談
アンダーグラウンド哲学史―存在の哲学/環境の哲学の可能性(染谷昌義×齋藤暢人×佐々木正人)
コラム
宇宙のアフォーダンス―パースとエコロジカルな心の哲学(齋藤暢人)
3 包囲と表現
インタビュー
環境と写真(ホンマタカシ×佐々木正人)
映画にとって身振りとは何か(青山真治)
小説、言葉、現実、神(保坂和志)
コラム
視線の生態学(佐々木正人)
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人にすすめられて、「『認識』の哲学から『環境』への哲学へ」(染谷昌義)だけ読む。理論的な話は納得。しかし、どうやって???いつもながらフィールドとの圧倒的なギャップに平衡してしまう
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