古寺巡礼 (ワイド版岩波文庫 4)

  • 岩波書店 (1991年1月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (287ページ) / ISBN・EAN: 9784000070041

みんなの感想まとめ

日本の古寺や美術に対する深い洞察と哲学的な視点が詰まった本作は、著者が20代の頃に記した旅の記録です。特に、和辻哲郎が描く日本の風呂と西洋の風呂の対比は、文化の違いを鮮明に感じさせます。日記風の軽やか...

感想・レビュー・書評

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  • ‘’西洋の風呂は事務的で、日本の風呂は享楽的だ。‘’
    だから西洋の風呂場と便所はいっしょであるが…
    日本人は清潔だけではおさまらない美感の要求から区別されている。

    本筋とは異なる一文が、やたらと印象に残りけり。

  • 和辻哲郎の30代と若い時の本です。あとから手を入れているうちに感動力も抜けてしまったようです。当時の人気の秘密は谷川徹三が解説でどこが変更になったかを比較しているのでわかる気がします。

  • こんな本が戦時中に再販禁止になったとは、アーメン。

  • 中学生のとき読みました。再読。大好きな本のひとつ。

  • -鎌倉時代の面は創造力の弱さを暴露した作品であって、そこにはただ生命の実感と縁の少ない誇張のみがある-

    日本を代表する哲学者、和辻哲郎が20代の頃に、飛鳥・奈良の古い寺・美術を巡ったときの記録。これが、おもろい。難しい記述もあるけれど、全体に、日記風で、「西洋の風呂は事務的、日本の風呂は享楽的」なんて箇所もあり、ひきこまれてしまう。これを手にして飛鳥・奈良を巡るのはかなり美意識が高まるというか、知的好奇心が満足するというか、濃い旅ができそう。

  • 日比谷図書館推薦

    ワイド版が見やすいよ

  • 「埋もれた日本」新潮社昭和26年発行とあわせて。

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著者プロフィール

和辻哲郎

明治二二(一八八九)年、兵庫県に生まれる。哲学者・文化史家。大正元(一九一二)年、東京帝大文科大学哲学科卒業。一四年、京都帝大助教授、昭和六(一九三一)年、同大教授。八年には、東京帝大倫理学科教授となり、戦後の昭和二四年に退官する。二五年、日本倫理学会初代会長、三〇年、文化勲章受章。三五(一九六〇)年没。主な著書に『古寺巡礼』の他、『日本古代文化』『風土』『倫理学』(全三巻)『鎖国』『日本倫理思想史』など、また『和辻哲郎全集』(全二五巻 別巻二)がある。

「2020年 『和辻哲郎座談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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