笑い (ワイド版岩波文庫 13)

  • 岩波書店 (1991年1月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (225ページ) / ISBN・EAN: 9784000070133

みんなの感想まとめ

「笑い」のテーマは、社会における「笑い」の効用や悪意を深く掘り下げることであり、モリエールの喜劇を通じてその本質を探求します。読者は、ベルクソン哲学との出会いを通じて、笑いがどのように人々のこわばりを...

感想・レビュー・書評

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  • 喜劇に関する教養の深さによって評価が分かれるであろう本。
    自分には全く無かったのでこれから深めてからもう一度読むことにする。

  • 渋谷の古本屋で『思想のドラマトゥルギー』のすぐそばにこれも並んでいたので、きっと同じ人が売ったんだろうなと想像しながら両方とも買ってきて、こちらは薄い本なのでまあさらっと読み流そうと思っていたのだがとんでもなかった。海図なき航海の新たな魅力的な寄港地を見出してしまった。これがベルクソンとの出会いになるのかな。
    モリエール喜劇に沿って解析される社会における「笑い」の効用(こわばりの解放)と悪意(矯正)。これが主題だが、訳者が「ベルクソニズムの宣伝用パンフレット」と言う通り、ベルクソン哲学の、いや20世紀哲学のおきなうねりとなった思想の系譜、アンチ実証科学、生の哲学、関係主義、多元主義などなどその神髄をここから読み取る。この5年来のおぼろげなわたしの課題ー西洋の西洋自身によるアンチ西洋-が徐々に輪郭を鮮明にしてくるような刺激。

    ところで本編最終の一文は、十代のわたしを震撼させた『午後の曳航』の結句に酷似する。わたしはこれにどう整理をつけたらいいのだろう。

  • 笑いも分析すると面白いなーという印象。
    あ、注意すべきなのはこの本よんだからって面白い人になれるわけじゃないってことね。

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著者プロフィール

アンリ・ベルクソン(Henri Bergson)
1859-1941。パリ生まれ。フランスの哲学者。コラージュ・ド・フランス教授(1900)。アカデミー・フランセーズ会員(1914)。ノーベル文学賞(1927)。主著に『意識に直接与えられたものについての試論』(1889)、『物質と記憶』(1896)、『創造的進化』(1907)、『道徳と宗教の二源泉』(1932)など。

「2025年 『ベルクソン書簡集 III』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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