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Amazon.co.jp ・本 (229ページ) / ISBN・EAN: 9784000070461
みんなの感想まとめ
人生の本質や幸福について深く考察するこの作品は、ストア派やアリストテレスの思想を通じて、現代に生きる私たちに重要なメッセージを届けます。特に、人生の短さを認識しながらも、本当に大切なことに集中すること...
感想・レビュー・書評
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幸福な人生とはすなわち健全で忍耐強い心をもち用意周到で何事にも大きく感情を動かさない みたいなことが書いてあるんだけど、ほんとうかなぁという気持ちにはなった 途中で、いろいろ高尚なことを言っているが全部できているとはいっていない みたいなことが書かれてるのなんか人間ぽくてよい
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内容について共感できるかどうかは別にして、「怒りについて」が、現代社会からすれば、かなり違うテンションをもった本で刺激を受けたので、いきおいで読んでみた。
「人生の短さについて」では、人生の時間の短いのではなく、本当に大事なことに集中すれば、十分な時間があると、ある意味、わりと普通なアドバイスかな?自分がそうできるわけではないけど。(笑)
ストア派というと禁欲的というイメージが強いのだが、ここで解かれていることは、禁欲というより、中庸の徳というアリストテレス的な感覚かな?
「幸福な人生について」では、富について、否定していなくて、ないよりあったほうがいいんじゃないみたいな感じ。もっとも、それがなくなっても悔やまないけど、みたいなスタンス。
「怒りについて」を読んだときにも思ったのが、この人は、哲学者というより、著作家、文筆家で、文章の表現の説得性が思想そのものより、大事なのではないかと思った。
実際、セネカは、政治家で、お金持ちだったようで、ストア派的な劇的な死がなければ、後世に残らない人だったのかもしれない。
「怒りについて」の解説に、このローマという時代においては、劇場、公共空間で、自分を演出し、それを生き抜くということが、大事であったという趣旨のことが書いてあったが、なるほどであった。 -
エピクロスとセット。
こちらは、なぜこれが苦手かがよくわかった。
目標を定め、それに基づいて日々の活動を律する。これは現代の正義かもしれない。
しかしこのことによって失うものもある。初手から明快な目標なんてない。というか、そんな活動はちっとも面白くない。面白くない世界に自分を閉じ込めてしまう自殺行為にもなりうる。だが実際に、この正義の毒薬を現代の知恵として教えている。この矛盾をいかに解決するか、しばらくはゆっくり考えよう。 -
人生の短さについて 他二篇 (ワイド版 岩波文庫)
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昨年暮れに兼利琢也〈かねとし・たくや〉訳(岩波文庫、2008年)を中ほどまで読んだ。セネカの崇高な精神が降りしきる雨のように私を打った。本を閉じて目をつぶった。「襟を正して最初から読み直すべきだ」と思わざるを得なかった。ブッダとクリシュナムルティを除けば、これほど心を揺さぶられたことはない。セネカは生きる姿勢や態度を教えてくれる。
http://sessendo.blogspot.jp/2014/01/blog-post_8.html -
最近読んだ本に、古典を読め!とあったので、その著者が本の中で紹介していた中で気軽に読めるかな、と思って手に取った一冊。時間はあるけれど、無為なことをしているうちに時間は過ぎ去ってしまうことを肝に銘じて、生きていきたいです。
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少し難しい
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複雑な文章なんだけれど、内容はたいしたことない。
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文体が固く読みづらい。言い回しが多く、言いたいことが見えづらい。
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2000年以上前から、人間は怠惰と多忙という変わらぬ悩みを抱えていたのだな、と。
この本のおかげで、ぼくが禁煙、禁酒、禁コーヒーした理由を思い出せた。そういえば全部、有限の人生を少しでも有意義にするためだった。原点に立ち帰らせてくれたという点で、ぼくにとってはとてもありがたかった。
でも、古典ならではの読みにくさ、頭に入らなさがあり、表題作のみ読了して読む気なくしてしまった。 -
きっと、セネカ自身が自分の生き方に未練たらたらだったに違いない。
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とても面白かった。
幸福や善については全く分からないが、その考え方などに関しては共感出来る点が多かった。
セネカやマルクス・アウレリウスに代表されるストア派の哲学が誕生したのは起源前300年ごろの古代ギリシアである。
当時、ギリシアは政治的混迷と文化の変化により不安な時代を送っており、そうした社会状況のなかでも幸福を求めようとしたのがこのストア派と、これに反するエピクロス派なのである。
こうした背景があるからこそ、現在の経済的政治的な混迷のなかで、私がストア派の哲学を好むようになったのかもしれない。
この本について
「幸福な人生について」はまさしくストア派の考えを表すものだ。欲を捨て自然に従って生きることを幸福としており、ストア派のあり方を明確に分かりやすく表現している。
一方「人生の短さについて」は、自然=理性に従って生きるという点は一緒だが、その方法として、他人に流されず自らの人生を長く生きるべきである と説いている点が独特である。
不安な時代だからこそ、時代の風潮に流されずひたすら理性による幸福を求めよ という点が非常に興味深く感じられ共感出来た。 -
セネカのストア哲学とやらは、中国の老荘思想に似ている。
読みながらその淡白な人生への姿勢、それでいて深く透徹した視線が、人生への不安でごちゃごちゃになったわたしの胸にバターナイフのようにさくっと刺さっていく。
名言は多く、読んでいるだけで肩の力が抜けていく一冊。
「魂も体も、運命から借りているだけのもの。少々のことで損なったり、危うくなったからといって、みだりに動じるな」
「あなたは自分の持ち物の主人であるべきであって、それに振り回されているうちはあなたが下僕なのだ」
など、いろんな執着からそっと手を放させてくれそうな言葉が並ぶ。
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