濹東綺譚 (ワイド版岩波文庫 122)

  • 岩波書店 (1994年1月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (196ページ) / ISBN・EAN: 9784000071222

感想・レビュー・書評

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  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • 手前味噌ですが、自分のブログで以前に感想を書いています:
    http://blog.kansai.com/tb/blanche/2

    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400007122X/httboojp0a-22" target="_blank">墨東綺譚</a>

  • 私が初めて讀んだ永井荷風。<BR>
    <BR>
    中學校で文學史を習つた時に、名前は覺えたがその作品を讀んだことがなかつた。<BR>
    このタイトルも中學の頃からずつと「ボクトウキタン」だと思つてゐた。<BR>「ボクトウキダン」だつたとはきのふはじめて知つた。<BR>
    ちなみにタイトルの漢字「墨」にはサンズイがつくのだが、變換できなかつた。<BR>
    <BR>
    昭和初期、墨田川東岸(これを稱して墨東といふ)にあつた私娼窟の有樣がよくわかる。<BR>
    ストーリーそのものよりも、風俗誌として興味深かつた。<BR>
    また、卷末には作者による作後贅言が30ページにわたつて掲載されてゐるが、印象に殘つた部分をご紹介。<BR>
    <BR>
    「(中略)一度崩れてしまつたら、二度好くなることはないですからね。芝居でも遊藝でもさうでせう。文章だつてさうぢやないですか。勝手次第にくづしてしまつたら、直さうと思つたつて、もう直りはしないですよ。」<BR>
    「言文一致でも鴎外先生のものだけは、朗吟する事ができますね。」<BR>
    (なぜか「鴎」の正字が變換できません。ご了解ください。仙丈)<BR>
    <BR>
    以前讀んだ、山本夏彦さんの「文語文」にまつたく同樣の趣旨の文章があつた。<BR>
    なんと昭和初期にして既に日本語の文章の亂れが嘆かれてゐるのであつた!<BR>
    <BR>
    2003年4月20日讀了

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著者プロフィール

(ながい・かふう)1879-1959
東京市の現・文京区小石川生まれ。官僚のち実業家の父・久一郎の長男で、早くから江戸・東京の落語、歌舞伎、戯作などに親しむ。文学を志し、広津柳浪に師事して作家活動を始めるが、父の意向で実業を学ぶため1903年からアメリカ、フランスに渡る。帰国後その体験をもとに『あめりか物語』『ふらんす物語』を上梓、注目を集める。実業家となることなく、1910年慶應義塾大学の教授に就任、「三田文学」を創刊。1916年に大学を辞してからは、『濹東綺譚』をはじめとする作品のみならず、実生活も江戸戯作者のごときであった。そのさまは1917年以降の日記『断腸亭日乗』に詳しい。

「2024年 『小説集 蔦屋重三郎の時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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