アポロドーロス ギリシア神話 (ワイド版岩波文庫 132)

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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000071321

感想・レビュー・書評

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  • とにかく神様がポコポコ産まれて、数が多過ぎて名前読むだけでも大変。最初は、ちょっと古事記とか日本神話に似たとこもあるのかなー、なんて思ってたけど、ギリシャ神話の神々はとにかく欲深くて、人間以上に人間的なところがあります。
    誰が誰を殺したとか、誰と誰の間に誰が産まれたとか、基本的にはそんな感じのお話。スペクタクルもあるんだけど、かなりあっさり描かれていて盛り上がることはない。でも、モンスターの名前とかでよく聞くような怪物みたいなのが沢山登場したり、神々の名前もどっかで聴いたことあるようなものが多くてさすがやと思った。
    しかし、ゼウスって神様は本当に酷いやつでしたわ。女を見れば見境なしに手を付けるんだもの。しかも、手段は選ばない。
    あと、時々神様同士で相撲とってるんだけど、これって原文ではどーなってるのか気になる。

  • ギリシャ神話にまつわる話は、あらゆるフィクションに登場する。その由来を一浚いするにはちょうどいい本。人名の長い羅列や想像の追いつかない神々の戯れなど少し退屈なところもあるが、ドラマチックなエピソードもあり、特に女神たちの苛烈な物語は興味をそそられる。

  • ローマ期の著者なので、ちょっと新しすぎるかもしれない。

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