代表的日本人 (ワイド版岩波文庫)

著者 :
制作 : 鈴木 範久 
  • 岩波書店
4.32
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  • 本棚登録 :68
  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000071642

作品紹介・あらすじ

内村鑑三は、「代表的日本人」として西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮の五人をあげ、その生涯を叙述する。日清戦争の始まった一八九四年に書かれた本書は岡倉天心『茶の本』、新渡戸稲造『武士道』と共に、日本人が英語で日本の文化・思想を西欧社会に紹介した代表的な著作である。読みやすい新訳。

感想・レビュー・書評

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  • なんだろ、あまり好きじゃなかったのかな
    外人に紹介するための本とはいえ、!マークとかが不自然。いきなりテンション上がってる的な
    あと総じて作者は質素、謙虚、誠実な人を好んでるんだなー、と

  • 日本人ってすごい!すばらしい!みたいなことを言いたい最近の風潮にはまる本なのかもしれない。ただ、書かれたモチベーションは少し異なっていて、欧米文化がどんどん入ってくる中で、当時の知識人はものすごく危機感を感じていたんだろうな、と実感する。
    自国の歴史の中で役割を果たした自国の人々のことを私たちが知ることは、国が国であり続けられる重要な条件だと思う。2016現在、彼らの理想としていたような世界との結びつき、自国文化の伝承はできているだろうか。

  • 明治期に日本の偉人を海外に紹介したものですが、内村鑑三の(キリスト者の視点からの)日本及び日本人に対する再評価という意味合いが強いように感じます。特に儒教、仏教の日本での展開を論じながら、進歩的な西洋を奉じつつも、日本独自のアイデンティティを発信しようとしている点が興味深いです。

  • ★『代表的な日本人』内村鑑三 (岩波書店)
    内村鑑三があげる、徳のあるの日本人を紹介している五人西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮上人。「徳のある」と言う表現は実際に内村鑑三が彼等を表現するのに使った言葉ではないけれど、読み終えた今振り返って私のなかに強烈に残る印象である。五人とも、名前は知っていたし、こんな人と言われれば、「そうそう」とうなづけるぐらいの知識しかなかった。
    この本は五人それぞれを説明するのにはあまりに”尺”が足りない。それでも、内村鑑三が敢えて、五人を一緒にしかも、200ページ足らずに抑えて紹介している。タイトルから想像するのだが、それは外国の人達に日本を、日本人を知ってもらうことを目的としていたのではないだろうか。限れれた尺の中で五人の魅力は十分に伝わってくる。
    以前に読んだ、『七つの習慣』で語られた「人格主義」を地で行く人物達だ現在の市場主義経済がもたらす人物評価の「個性主義」からすると、重く、肩苦しく、要領が悪く写っしまうかもしれないが、この五人の足跡はその実績以上に彼等の存在感を後世に残している。まさしく「人格主義」のinside outの帰結だ。
    2014.06.10

  • オーソドックスな一冊ですね

  • お奨めの本。
    昔の日本人ってすごい!と思える一冊。

    個人的に大好きな言葉である
    「後世への最大遺物は、勇ましく、高尚な生涯をおくることである」
    は、この本の著者である内村鑑三氏の言葉です。

  • 海外では新渡戸稲造の「武士道」、岡倉天心『茶の本』に並ぶほどの著だそうです。取り上げられている人物は、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮上人という5人。誰もが名前を知ってるけど何をやったか分からない方も多いと思います。これを見るとそれが概略的に分かります。文章も平易で字も大きく読みやすいので、ワイド版のほうがお勧めです。

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