オデュッセイア 下 (ワイド版岩波文庫 177)

  • 岩波書店 (2001年1月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784000071772

みんなの感想まとめ

物語は、主人公オデュッセウスの漂流と帰還、そして彼の婚約者たちへの復讐を中心に展開します。古典的な叙事詩として、キャラクターの描写は非常に明確で、味方は信頼できる存在、敵は憎むべき存在として描かれてい...

感想・レビュー・書評

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  • 古典中の古典、今読んでも面白いね。
    叙事詩ということでオデュッセウスの漂流談と婚約者たちの征伐談が中心で、味方はめっちゃいい奴、敵はめっちゃ憎たらしい奴という感じに白黒はっきり描かれていた印象。
    イタケに戻った後、皆んななんでそんなにオデュッセウスに気づかんのや!?ってくらい気づかれないのはオモロい。

    Story tellingってのはこういうふうにやるんや!ってはるか昔に見本を示してくれたホメロスさん。構成といい人物描写といい現代までそのエッセンスは受け継がれているような気がします。

  • アンナ・コムネナの漫画を見てからずーっと気になってたホメロスのイーリアスとオデュッセイア、イーリアスは撃沈したけどこっちは読めた!!戦争に行ってる間に家の財産食い潰そうとするわ嫁にちょっかいかけようとするわな輩どもを主人公が成敗という名の大殺戮かます。最終的に。な話。大殺戮までは長いよ。あとほんとゼウス様系の神様ってすぐ共寝なさいますねえって毎回ギリシア神話読むたび思う。

  • 上巻を読み終えた後、比較的すぐに下巻を読み深めていたが、思うところあって一時読むのを中断していた。再開して一気に(マックにて)読了した。

    上巻レビュー記載時に割愛したので、あらすじについて少しまとめておく。
    「オデュッセイア」は、トロイア戦争終結後、英雄オデュッセウスを主人公としたギリシア時代英雄叙事詩である。上巻は息子テレマコスがアテネに助けられながらも父オデュッセウスの消息を探しに旅に出る場面から始まる。旅を通して息子が学びを得て故国イタケへ帰る頃、オデュッセウスの帰還物語へと物語の焦点が絞られ展開していく。下巻では、故国イタケへ帰還してから、妻への求婚者に対する復習に関わる場面について描かれている。

    愛とは何か、正義とは何か、復習とは何か、武力とは何か。
    オデュッセウスやテレマコス、求婚者や妻など、様々な登場人物を鏡として、本書を通して学びを得る機会を得ることが出来たかなあと。本書はとても深く、気が向いたときに再度読み深めたい。

    勉強になりましたという言葉を超えて、ただただ深いなあとわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)
    アテネの人間味のある魅力も重なり、多方面から深みを感じさせる部分が、私にとって最大の魅力だったのかも知れません。
    オデュッセウスについて知ったのは、大学時代に専門分野の講義を受けていた時でして、以来漠然と、しかし強く惹かれておりました。数年前に馴染みのある本屋で偶然見つけて購入したはいいがなかなか読み深めるのに時間がかかり、日常でも多様な出来事がありけりで、結果として長い時間をかけてじっくり読み深めることになりましたうれしい。

  • 十六歌が最高に好きです。この興奮をどこに持っていけと。漫画でやるなら間違いなく見開き。背景はトーン青空削り。

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