中谷宇吉郎随筆集 (ワイド版岩波文庫 267)

  • 岩波書店 (2006年3月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784000072670

みんなの感想まとめ

科学と文学が交差する随筆集で、著者の中谷宇吉郎は氷の結晶研究で知られる一方、深い人間観察と時代の風潮を巧みに描き出しています。彼の体験や思索は、東京帝国大学での迷いや、仕事の重要性についての洞察を通じ...

感想・レビュー・書評

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  • 寺田寅彦の直弟子、中谷宇吉郎博士。氷の結晶研究で有名な方です。が、明治の文豪、夏目漱石の孫弟子筋に当たります。東京帝国大学時代に、寺田研究室(夏目漱石の弟子、寺田寅彦博士)に入る頃の迷いが書かれているところが秀逸です。人はどんな仕事をするか、も大切ですが、誰と仕事をするか、も大切、と改めて気付かされる一文であります。

  • 終戦直後ぐらいまでの随筆だが、時代を超えて面白い。
    雪を作る話(本業)、日本のこころ(アメリカ人の勤勉さを礼賛、今でも働く奴はいる)、立春の卵(大衆新聞の非科学的科学記事こきおろし)、原子爆弾(米国巨大プロジェクトへの驚き)他。

  • 章与お勧め本。堅苦しい名前に反して、予想以上におもしろかった。やはり理系の人の頭ってすごいんだと思う。

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著者プロフィール

1900–1962
石川県生まれ。
東京大学理学部を卒業し、理化学研究所で寺田寅彦の助手として勤務。
後に北海道大学教授を務め、雪と氷の研究で新境地を開く。
物理学者でありながら随筆家としても活躍。師と仰いだ寺田寅彦の想い出を綴った「寺田先生の追憶」をはじめ「日本人のこころ」「私の生まれた家」など作品は多数。

「2021年 『どんぐり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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