- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000072748
感想・レビュー・書評
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「猫」の脱稿後、わずか2週間で書き上げたというから驚き。
漱石の筆がほとばしっている感がある。
深い学識と名文に、読後の感想もなかなか出てこないけれども、味わいが深く、なぜかまた読みたくなる作品である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冒頭から続く文章の計算し尽くされたリズム感と、そこかしこに散りばめられたアフォリズム。筋らしい筋はなく、けれども、文章を目で追うという行為そのものの愉悦を与えてくれる。その体験は単に読書というよりは、聴覚(リズムに身をゆだねる)と視覚(漢語が多用され、実に煌びやか)で文章を味わうというのに近い。
夏目漱石という人は、小説家というよりも、(言葉の最良の意味で)文章家だったのだなと改めて実感。
漱石マイベストはこれかな。 -
漱石の繊細な言葉の触覚は、読む人に不思議と懐かしく感じられると思います。草枕を読むと、なにか僕らの先祖がかたちをそっとつくってきた美の意識のようなものが、深く煮詰められた透明なスープのように染み込んでくる。そして、日本にこんな時代があって、そこに僕らの祖父のそのまた祖父が住んでいたのかと思うと、すこし胸がどきどきとしてしまう…
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熊本、阿蘇などを舞台とした作品です。
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この版ではないのだけれど、この表紙がピッタリ。父の蔵書にあった岩波版だったので…中学の時に読んだかな、いや高校だったかな…あいまいだ…記憶の中の夏目さんシリーズでした…
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夏目漱石さんてすごい!って思いました。
こんな視点でかけるとは…。
難しくてわからないところも多々あるけれど、表現方法に脱帽です。
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美しいということ
著者プロフィール
夏目漱石の作品






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