虞美人草 (ワイド版岩波文庫 283)

  • 岩波書店 (2007年4月17日発売)
3.33
  • (2)
  • (3)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 56
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784000072830

みんなの感想まとめ

物語は、登場人物たちの巧妙な掛け合いを通じて、深い哲学的テーマを描き出します。まるで落語や漫才のような軽快な対話が織りなす中に、漱石独自の妖艶な世界観が広がり、読者を魅了します。特に、登場人物の個性や...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最初の方、読みにくかった…すごく…。と思ったら、全集に挟んであった書評を書いている人も「美文調・漢文調の文章のむずかしさに降参した」って書いててちょっと安心。でも丹念に人物描写がされているので読み進めるうちにどんどんはまってきて、最後は読む手が止まりませんでした。漱石の描く会話は絶妙に好きだなぁ。

    岩波文庫、昭和14年発行、昭和41年第28刷 で読了。
    あとがきの最後「昭和十三年十月二十三日」の横に、父の字で「昭和四十一年十月二十四日購入 ああ昨日買へばよかった。」って書いてあって笑った。

  • 今 ibookで、虞美人草を読み進めています。2人の人物の掛け合いが、落語か、漫才のようです。夏目漱石は、「我輩は猫である」に、見られるように、やはり、落語好きだったのかも。

  • 夏目漱石作品にハマり、
    他作品はどんどん読んだが
    これだけどうしても読み進められない。

  • 2005.07
    夏目漱石
     └「吾輩は猫である」「坊ちゃん」「三四郎」「それから」「門」
      「彼岸過迄」「こころ」「道草」「明暗」
       ↑「明暗」以外は読んだ。特に好きなのは虞美人草と三四郎。
        猫とぼっちゃんとこころももちろん好き(多いな
     漱石好きだ・・・v

  • 「ぐびじんそう」と読みます(;^ω^) 人生の【第一義】を主題とした、“勧善懲悪”小説。クレオパトラ的“我の女”藤尾が主人公であるが、話はその腹違いの兄で“哲学者”の甲野さんと単純明快で情に厚い宗近君をメインに進んでいく。銀時計を陛下から享受した“詩人”小野さんは、昔の恩師で漢文学者の孤堂先生の愛娘小夜子を嫁に貰う約束であったが、実情として小夜子を捨て藤尾のところへ行こうとしていた。漱石の職業作家としての処女作。 この話は「美文」と呼ばれる難しい文体で書かれていたのですが、話のおもしろさからスラスラ読むことができました。いろいろ考えさせられることはありますが、もっとも考えたのは・・・小野君、私に似てるな。

  • この妖艶な世界観。
    私は嫌いではない。
    哲学的な部分も多く、哲学説明:物語=半々だった。

全6件中 1 - 6件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夏目漱石の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×