2014.1.27読了。
最初は嫂がヒールに思えたけど、彼女は単に女性らしいしたたかさがあるだけだけだと思った。この嫁にこの夫なら彼女の一連の反応は致し方ない思った。にしても兄さんどんだけ生きるの下手なの!頭がいい故にという理由はむしろよくわかるんだが面倒くさい人だなー。でもそこがむしろ愛おしく思える。嫂にとっては愛おしくはなかったのかもしれないけど寛大なH氏にとってはその兄さんの面倒くさい一面も愛おしかったから見捨てないでいてくれたんじゃないだろうか。
というか主人公の縁談は結局あやむやにされてしまった。それでいいのか主人公。
そして古典文学は例のごとく突如として終わりを迎えるようだ。