蟹工船 一九二八・三・一五 (ワイド版岩波文庫 312)

  • 岩波書店 (2009年8月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784000073127

みんなの感想まとめ

過酷な労働環境と階級社会の厳しさを描いた本作は、労働者が管理者や社長に支配される様子を通じて、社会の不平等を浮き彫りにします。仕事内容の具体的な描写は少ないものの、労働者たちが置かれた悲惨な状況や、彼...

感想・レビュー・書評

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  • 思ってたより仕事内容の描写がなかった。過酷で悲惨な環境の描写だった。

  • 労働者は管理者に支配され、管理者は社長に支配される。
    労働者より階級として上の者ほど現場から遠く、清潔な場所で人間らしい生活を送っている。
    労働者が居なければ始まらない仕事だが、使い捨てにしていても人が勝手に集まる時代。

  • 過酷な労働環境において反逆の狼煙が上がったと思ったら圧倒的武力の見せつけで煙がすぐ消されて社会格差の縮図を見た気分

  • 『アンブレイカブル』からの蟹工船つながり。

  • 労働や報酬について、過去の歴史の中で戦った人達がいて、現代は随分と改善されているのだなぁと、ひしひしと感じます。
    壮絶な労働を強いられていた時代があった事を、過去の物語ですましたり、忘れてはいけないと思いました。
    失敗や試行錯誤をしつつ、過去に学びながら良くなりながら、それでも現代でも、当時より変わらない不条理なままのこともあり…。
    物語としては、最後は救いがある終わり方なので、読みにくさやグロテスクさは引きずらず、読めます。
    余談ですが、生きるか死ぬかの物語なのに、登場人物のうちの一人の固有名詞が「威張んな」なので、インパクトあるなぁと思ってしてしまいました。

  • そういえば。半沢直樹っぽいな…

  • 思いの外読みやすかった。ストライキによって自由になるのかと思ったが、すっきりとしない終わり方。尻すぼみだなあと思った。

  • 過酷な労働の有名なお話。案外自然の描写が分かりやすかったり、すっと読めたのは、やはりある意味名作だからか?

  • 青空文庫にて

  • 人の命の軽さ、経営者と労働者の立場の違い、昭和の雰囲気、などなど、色々感じるところはあった。
    仕事がつまんないとか、贅沢言うなってことなのかなあ。

  • 12.10.29読了。…しごとがんばろってなる。蟹っ、かにかにーっ!!

  • 青空文庫にて読了。
    兎に角蟹工船の凄惨さを書いて、
    監督に復讐するのかと思いきやそんなことはなかったのですっきりしない。
    監督が殺されるのを今か今かと待つ漁夫の様な気持ちになっていたのに。
    やっと決起したと思ったら、失敗に終わるし。
    付記にて、
    サボすることで監督が首になったぜ!みたいに締めてるけどこれで復讐したつもりなのか。
    また、其れがメインでないのは解るが蟹工船の仕事についてもっと説明が欲しかった。
    蟹の出番少ししかない。
    小林多喜二は蟹工船の帝国軍に対する不敬罪で投獄されたらしいが、
    駆逐艦の出番少ないのにこれで投獄かよ…(そもそもの彼の素行が反抗的だったのだろうが…)
    資本家を悪く書いたのもダメだったの?

  • 20120731

  • 小林多喜二の悲惨な死に方のインパクトが残っていたので、なかなか手に取れなかった作品。彼の力強くテンポ良い書き方に引き込まれた。こういうエンディングも好き。

  • プロレタリア文学を初めて読みました。(学生時代は本を読んだ記憶がない)いろいろな意味で扱いの難しい本です。10代、20代、30代が読むと良い刺激になるのかと思います。

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著者プロフィール

1903年秋田県生まれ。小樽高商を卒業後、拓銀に勤務。志賀直哉に傾倒してリアリズムの手法を学び、28年『一九二八年三月一五日』を、29年『蟹工船』を発表してプロレタリア文学の旗手として注目される。1933年2月20日、特高警察に逮捕され、築地警察署内で拷問により獄中死。

「2008年 『蟹工船・党生活者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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