ソポクレス オイディプス王 (ワイド版岩波文庫 315)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000073158

感想・レビュー・書評

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  • 島田雅彦「小説作法」に取り上げられており読みたくなった。市立にも隣の市立にもなく県立図書館から借りてもらった。ちゃんと読んだことのないものだった。
    この戯曲が紀元前に書かれたとは驚きだ。

  • 齋藤孝さんの、『読書する人だけがたどり着ける場所』で紹介されていた一冊です。
    ソポクレスの書いた戯曲で最も代表的な作品らしく、大昔に書かれたものだったので読めるか不安でしたが、とても読みやすいものでした。

    「生まれた子に父親は殺され、母親と結婚し、子が出来る」との予言から、生後すぐに捨てられたオイディプスが成人して間もなく、実の父親とは知らずして通りすがりの男を殺してしまい、予言通りの末路をたどる話は、悲劇と呼ばれているだけに、心打たれるものがありました。

    オイディプスが自分のしたことを知った時の狂いようは、今のホラーやミステリーとは違う恐ろしさを感じました。

    続編もあるようなので、また見たいです。

  • 「借」(大学の図書館)

    ギリシア悲劇の名作中の名作。
    悲劇の最高傑作と言われるだけはある。

  • ストーリーは知っていたのに、面白く読めました。
    有名な作品なのであらすじを知っている人が大半だろうけど、もしまったく内容を知らずに初めて読むという人がいるとしたら、その人は幸せだなぁと思います。
    お芝居だとまた違った感動が味わえると思うので、機会があればお芝居も観てみたい。

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