原爆の子 広島の少年少女のうったえ (下) (ワイド版岩波文庫 328)

  • 岩波書店 (2010年8月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784000073288

感想・レビュー・書評

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  • 大学生から小学生まで幅広く収録されているが、ある程度年齢がいくと出てくる教条的な平和論や反戦論はあまり意味を感じない。やはり、体験を書き留めている部分が重要に思う。そうなると、ストレートに書いている児童の作文の方が今に読む価値があると思える。

    また、放射線障害をガスや毒にやられたという記述が多く出てくるのは当時の認識を肌で感じられて興味深い。
    肉塊や内臓のようなものを吐いたり下したりして息絶えたというくだりも複数の作文で見られるが、放射線被曝による新陳代謝の異常だろう。当時の現象を現代の知識視点で見れる体験というのも新鮮だ。

  • 上巻で子どもたちの原爆体験をこれでもかと読され、その悲惨さが伝わったのですが、さらに下巻は、その子どもたちでも高学年の子どもたちの叫びが続いています。

    文章がしっかりしている分、原爆投下後の悲惨さが上巻の時より詳しく書かれており、その状況が目に浮かびます。
    上巻の子どもたちの書いた文章でストレートな内容が心に響きましたが、下巻の訴えも同様につらいものでした。

    原爆はいけない、戦争はいけない、そして日本は二度と戦争をしてはいけないという子どもたちの叫びがいつまでも響いてくる上下巻でした。

  • 呉などを舞台とした作品です。

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