羅生門・鼻・芋粥・偸盗 (ワイド版岩波文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000073578

作品紹介・あらすじ

王朝末期の荒廃した都を舞台に展開する凄惨な人間絵巻「羅生門」、師漱石も賞賛した、長い鼻を持つ禅智内供の内心の葛藤「鼻」、芋粥に異常な執着を持つ男「芋粥」、女をめぐる盗賊の兄弟の確執「偸盗」。いずれも『今昔物語』『宇治拾遺物語』などに素材を得たもので、芥川王朝物の第一冊として編集。

感想・レビュー・書評

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  • 「鼻」に関しては作者とは違うものを思いました。主人公が笑われたのは「幸せ」だからではなく自分らしくないから。自分を自分として受け入れてないから笑いの対象となったのだろう、と解釈してます。ダイエットや整形にいそしむ姿がどう見られるかという感じですね。たとえ他人に笑われても自分らしくありたいです。

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