蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇 (ワイド版岩波文庫)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000073585

作品紹介・あらすじ

芥川(一八九二‐一九二七)が小説、随筆、童話、戯曲と、その才気にまかせて様々のジャンルで試みた作品の中から、広い意味で「子どもむき」と考えられる作品を収録した。この作品群から機智や逆説や諷刺、そしてまた、理智の鎧で固められた奥に潜んでいる作者の、少年のような単純で素直な魂を感じとることができる。

感想・レビュー・書評

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  •  読了。『トロッコ』読書倶楽部課題図書

    教科書やテストにもよく出てくるトロッコを今まで触れていなくて初めてちゃんと読んだ。

    大人からすると、なんでこんなことでと思うような事で不安になる事ってあったと思う。もう忘れてるけど。
    だから子供特有なのかなって思うけど。

    でも読んでいてザワザワした。

    というか他の随筆や戯曲もザワザワして面白かった。

  • トロッコが一番お気に入り。少年の焦り、不安、安堵などの心情がダイレクトに伝わる。読みながら私も少年とともにいた。

  • 芥川龍之介「トロッコ」
    楽しそうなトロッコに乗せてもらいウキウキ気分であったが、知らぬ間に遠くまで来てしまい、「もう遅いから小僧は帰りな」と言われ泣きそうになりながら走ってうちに帰るというシンプルな話。

    確かにシンプルではあるが、私にも同じような経験があり懐かしい気持ちにさせられた。子供の好奇心や感情の動きが活き活きと描かれており、まるで自分のことのように感じさせる芥川龍之介の表現力に感服する。

  • 2013/2/
    六年生
    ブラックパネルシアター

  • まだまだ、この本の良さがわかるレベルになれず、、、

  • イイハナシダナー

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