読書について 他二篇 (ワイド版岩波文庫)

制作 : 斎藤 忍随 
  • 岩波書店 (2013年5月17日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000073622

作品紹介・あらすじ

「読書とは他人にものを考えてもらうことである。一日を多読に費す勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。」-一流の文章家であり箴言警句の大家であったショウペンハウエル(一七八八‐一八六〇)が放つ読書をめぐる鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、出版物の洪水にあえぐ現代の我われにとって驚くほど新鮮である。

読書について 他二篇 (ワイド版岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「思索」と「読書について」は、問題意識に置いて共通であり、物知りになるためだけに本を読み漁ることを戒め、読書を思考という主体的な営みにしていくべきであることを説いている。多読に追われて自分の頭を使う機会がないという状況を想像すると、どうしても『モモ』の灰色の男がはびこっている世界をイメージしてしまう。「著作と文体」では、ひたすら国語改革者とフランス語をディスりつづける。たまに読み返してみると発見があるかもしれない。

  • 考えることや本を読むこと、文章を書く事に対して
    厳しい愛情を感じられる一冊です。

    読書は他人の精神をなぞっている思索の代用品にすぎない。
    読んで満足してはいけない、正しいかどうかに関係なく自分の頭で考えることが
    何より大切ということが伝わりました。
    ショウペンハウエル氏は「読むな」とは一言も言っていなくて
    まわりが読んでる、流行ってる、新刊だから
    そう言ったことで飛びついて時間を使うのはやめなさいと言っています。
    本当に考え抜かれた文章だけを読みなさい、と。

    納得したり覚えていたい言葉がたくさんありすぎて付箋だらけになりました。
    この本を噛み砕いて自分の栄養にするには
    1回の読書では足りないですね。

  • あとからジワジワくる。

  • 哲学者の方はみなさんこんなに批判的なの?

  • 借りてきた思想、思索ではなく自ら考えなさい。
    そして、美しく豊かな精神を持つ幸福を得なさい。
    悪書を避け、良書を読みなさい。

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