モンテ・クリスト伯(三) (ワイド版岩波文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000073653

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  • モンテ・クリスト伯による復讐が本格化してきた。
    モンテ・クリスト伯に命拾いをされたと勘違いする多くの人が、無意識に彼の復讐に加担していく。

    馬(馬車)が復讐に使われるなど、当時の上流階級ならではの復讐を感じさせられもする。

    クリスト伯の強固な信念による、時に狂気じみた復讐劇の結末はいかに。

    ぜひ7巻まで読み切りたい。

  • (2017.07.26読了)(2017.07.21借入)
    第三巻を読み始めました。
    アルベールとフランツがモンテ・クリスト伯のはからいで、ローマの謝肉祭を十分に楽しんでいます。
    アルベール君は、山賊の罠にはまり身代金要求の騒ぎまで起こしていますが、これは全部モンテ・クリスト伯の罠だったのかと推測してしまいます。
    モンテ・クリスト伯は、パリのアルベールの下に招待させることに成功しました。彼の両親に近づくために?

    【目次】
    三五 撲殺の刑
    三六 ローマの謝肉祭
    三七 聖セバスチヤンの塋窟
    三八 約束
    三九 賓客
    四〇 午餐会
    四一 紹介
    四二 ベルツッチオ
    四三 オートィユの家
    四四 復讐
    四五 血しぶき
    四六 無制限貸出
    四七 連銭葦毛
    四八 観念論

    ☆関連図書(既読)
    「デュマ『モンテ・クリスト伯』」佐藤賢一著、NHK出版、2013.02.01
    「モンテ・クリスト伯(一)」アレクサンドル・デュマ著・山内義雄訳、ワイド版岩波文庫、2013.06.14
    「モンテ・クリスト伯(二)」アレクサンドル・デュマ著・山内義雄訳、ワイド版岩波文庫、2013.07.17
    「巌窟王-モンテ=クリスト伯-」アレクサンドル=デュマ著・矢野徹訳、講談社青い鳥文庫、1989.05.10
    「三銃士」デュマ著・新庄嘉章訳、講談社、1987.10.20
    「王妃マルゴ」アレクサンドル・デュマ著・鹿島茂訳、文芸春秋、1994.12.20
    (「BOOK」データベースより)amazon
    謎の人物モンテ・クリスト伯となったかつての青年ダンテスが、いまはモルセール夫人となっている昔の恋人メルセデスの子息アルベールとローマで親交をむすび、パリでついにメルセデスと対面する。新しい読者を絶えず獲得してきた不朽の名著、第三冊。

  • 文庫版全七巻完読した。結末を読んだ後は、しばらく呆然としていた。対策を読破した後の読後感は、何とも言えないすてきな気持ちになる。途中、中だるみをしてしまったが、六巻から七巻の結末までの展開は、ページをめくるのがもどかしいほどであった。エドモンとエデが新たな道を歩み、幸せをつかんでほしいと心から思う。もう一度第一巻から読み直してみたい。

著者プロフィール

1802-70。フランスを代表する小説家・劇作家。生涯に長短合わせて250篇あまりの作品を書いたとされる。主な作品に『コルシカの兄弟』『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』『三銃士』『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』など。

「2016年 『ボルジア家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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