ハックルベリー・フィンの冒険 下 (ワイド版岩波文庫 372)

マーク・トウェイン 西田実

• 岩波書店 (2014年3月14日発売)

感想・レビュー・書評

[yokoichi26さんの感想 · 2022年9月28日]

伝説的小説、読み切った。アメリカの色んな歴史的背景を組み込んだストーリー。
トムの登場から話の構造がどんどんややこしくなっていったが、それも解説を読んで著者の葛藤の末の結末だったのかと納得。
みんな、前向きなゴールを迎えて良かった。
ジムも。
冒険はいつもどこからでも始められるな。
自分の勇気次第だ。

著者プロフィール

Mark Twain 1835年-1910年.
邦訳された自伝に、
時系列順に並べられている
『マーク・トウェイン自伝　〈上・下〉 ちくま文庫 』
（マーク トウェイン 著、勝浦吉雄 訳、筑摩書房、1989年）
や、トウェインの意図どおり、執筆順に配置され、
自伝のために書かれた全ての原稿が収録されている
『マーク・トウェイン　完全なる自伝　Volume 1〜3 』
（マーク トウェイン 著、
カリフォルニア大学マークトウェインプロジェクト 編、
和栗了・山本祐子 訳、［Vo．2］渡邊眞理子 訳、
［Vo．1］市川博彬、永原誠、浜本隆三 訳、
柏書房、2013年、2015年、2018年)などがある。



「2020年 『〈連載版〉マーク・トウェイン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」