カオス―混沌の中の法則 (New science age)

著者 : 戸田盛和
  • 岩波書店 (1991年10月7日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000074063

作品紹介

天気予報はどうしてあたらないのか。木の葉が落ちる道筋や渦の動きは、なぜ正確に予測できないのか。不規則で予測不能に見える現象の背後に法則性のひそんでいることが、カオスの研究でわかってきた。相対論、量子論と並んで20世紀科学の大発見といわれるこのカオスとは、いったい何だろうか。やさしい言葉で新しい科学を語る。

カオス―混沌の中の法則 (New science age)の感想・レビュー・書評

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  • なんちゃらかんちゃら法則ばっか。

  • カオスとは天地創造以前の状態。
    完全に秩序のない状態、大混乱がカオス。
    決定論に従うが不規則で乱雑な挙動を示す場合、これを決定論的カオスという。

  • (2005.05.20読了)(2005.05.05購入)
    ●カオスとソリトン
    カオス:きちんとした法則に従うのに、それが絡み合っているために起こる、不規則で予測できない現象。法則が一次方程式で表されると予測可能なものとなる。ところが高次方程式(非線形)の場合、予測不能な振る舞いを興してしまう。きちんとした式で表せるのにである。
    非戦形性が作り出すまとまった秩序はソリトンと呼ばれる。形を変えずに進む大きな波や結晶の成長面などはソリトンである。浅瀬にくれば波が砕け、温度を上げれば結晶が融けるように、条件が変われば秩序はカオスへ変わることがある。
    ●天気予報
    似た原因は似た結果を招来する、と考えるのが普通で、天気予報も何年か前の同じ季節の気象情況と比べてよく似ていれば、同じように推移するだろうと期待する。
    この期待が成り立つためには、データの値を少し変えても、結果は前の結果とさほど変わらないということが必要だ。
    ところが、天気予報の理論式は、値をほんのわずか変えただけで結果が大幅に変わることがある。これが、天気予報が当たる確立が100%に近い値にならない原因ということだ。
    これを決定論的カオスと名付けている。
    値が少し変化しただけで、結果が大きく変わってしまうことのたとえとして、バタフライ効果という話が出ている。
    「一羽の蝶が北京で今日羽ばたいて空気を乱した影響で、次の月にニューヨークに嵐がやってくる」

    本書では、水流、対流、生物の増減、磁石とふりこ、等自然の中に潜むいろんなカオスについて説明している。カオスによっていろんな現象が起こるのはわかったけど、数式やグラフを使った説明は、よくわからなかった。
    ただ、現象を数式で表すことができたからといって、未来が予測可能には必ずしもならないということが分かった。単純な数式が振る舞いの単純さを保障してくれないということだ。

    著者 戸田 盛和
    1917年 東京生まれ
    1940年 東京大学理学部物理学科卒業

    (「BOOK」データベースより)amazon
    天気予報はどうしてあたらないのか。木の葉が落ちる道筋や渦の動きは、なぜ正確に予測できないのか。不規則で予測不能に見える現象の背後に法則性のひそんでいることが、カオスの研究でわかってきた。相対論、量子論と並んで20世紀科学の大発見といわれるこのカオスとは、いったい何だろうか。やさしい言葉で新しい科学を語る。

  • ちょっと難解。

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