Y染色体からみた日本人 (岩波科学ライブラリー)

著者 : 中堀豊
  • 岩波書店 (2005年9月7日発売)
3.09
  • (1)
  • (4)
  • (13)
  • (4)
  • (0)
  • 本棚登録 :48
  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000074506

Y染色体からみた日本人 (岩波科学ライブラリー)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ハプロタイプから、系統を説く考えの危険性をよく知ったうえで、連続的歴史でなく、嘗てあっただろう、エピソードとして歴史の断片を富ませる。非常に作者に共感できる。あともうちょっと分量が欲しかった。

  • 男性のY染色体に注目した理系の人らしい、データに準拠したY染色体の話が7章。

    前半はデータによる紹介だったが、後半はデータによる日本人のルーツである縄文人と弥生人からの日本人への仮説などの紹介をしている。

    高校生物程度の遺伝の知識等は必要かなと感じた。

  • 文系の方の書くこの手の本で見られるような、統計データのいい加減な扱いとは一線を画してます。サンプル数や回答のバイアスなど考慮されています。
    O2b1(渡来系)のサンプル151人中、7-12月に生まれた人が90人。これは60±8%(信頼度95%)なので、有意に多いといえます。

    ただ後半の仮説の部分は、前半の慎重さとのギャップが大きいなと。
    漂着した渡来人の船の中の女性だけを助けてあげるという描写は、(渡来系の割合がY染色体でみるとミトコンドリアで見るより少ないことの理由として)なるほどど思わせる仮説でした。

  • 2012/12月
    なぜ家系の存続に男が重視されるのか。
    遺伝子レベルの不思議と、生命の受け継ぎの意味で面白かった。

  • Y遺伝子の型とその特徴はおもしろい。縄文型と弥生型によって受精時期が違うのもびっくり。

    だが。

    いかんせん、最終章の、古事記と天皇制にかかわる記述が、何をいわんとするために割いたページなのかさっぱりわからない。

  • そこそこ面白く読める。

    が、前半部分は、Y遺伝子についての説明をざっと並べただけ。

    説明については、アダムの呪いの方がわかりやすいし、読みやすい。

    やはり、日本人の論文的な本はダメなのかな・・・と考えはじめていたが、後半で初めて、著者の意見が述べられて、面白くなってきた。縄文人と弥生人の精子の濃度の違いや生まれ月の違いの話。大陸ではマイナーな型の遺伝子が日本ではメジャーであること・・・。アダムの呪い=西洋の考え=攻撃的なY遺伝子に対抗して、温和なY遺伝子についての私見を述べている。

    とはいえ・・・やはり、なんだか弱い。もう少し広く大きく日本のY遺伝子を捉えた本にしてほしかったな~~~~。

  • [ 内容 ]


    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • タイトルは、面白そうだったので、借りて読んでみたんですが、内容はまじめで小難しいところと、
    筆者の推測、想像で書かれてるかんじの部分があって、
    その格差が大きくて、内容にまとまりがなくなってしまった、ような印象を受けました。

  • 素材や研究手法は生物でも、これは社会や民族についての本ではあるまいか。
    世界中の人類のデータならともかく、日本人のデータだけとりだしても・・・

全9件中 1 - 9件を表示

中堀豊の作品

Y染色体からみた日本人 (岩波科学ライブラリー)はこんな本です

ツイートする