皮膚は考える (岩波科学ライブラリー 112)

著者 :
  • 岩波書店
3.81
  • (12)
  • (14)
  • (15)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 175
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000074520

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「サイエンス・ブック・トラベル」から。

  • 皮膚はただ体を包んでいるだけではなくて、神経伝達物質の受容体があるなど、まだまだわかっていないはたらきがあるそうだ。専門用語が多く、一回読んだだけでは中身を全て理解できなかったけど、皮膚がすごいはたらきを持ってそうだということはわかった。
    皮膚は他の感覚器官とは違って色々な刺激に反応する、という内容を読みながら「そういえばそうだなぁ」とふと思った。感覚器官がどんな刺激に反応するか知っているくせに、皮膚と他の感覚器官の違いになんとも思っていなかった。無意識に皮膚は他の感覚器官よりも重要ではないと思っていたんだろうな。いやはや勉強あるのみ!

  • 勉強になりました。

  • 皮膚は身体を包むだけの単なる保護膜ではない、ということを思い知らされる。
    意識されにくいだけであって、実は多様な活動を行っている皮膚。
    バリア及びその再生を担う意味ではもちろん、免疫・センサー・情報伝達等の役割としての皮膚。はたまた、嗅覚と皮膚の関係まで。興味深い実験や知見から皮膚の意義を学べる。
    入り口としては、分量的にも丁度いいと思う。

    初版からおよそ10年。ウェアラブル端末の行方に注目が集まる昨今、フロンティアとして「皮膚」が話題になる日もそう遠くはないかもしれない。

  • フォトリーディング&活性化で高速リーディング。

    著者は「おそらく」と断ってはいるが、皮膚は光を感知し、気分に作用するとの事。ベータエンドルフィン(快感物質)が皮膚にあるが、どのような役割なのかは不明との事。

    皮膚は臓器、皮膚は免疫をつかさどっている、などのキーワードで科学的に色々説明をされている。

  • 皮膚は1/3失うと死んじゃう重要な「外臓」。
    脳と同じくらい優秀なセンサーがついているなんて、なかなかわかりにくいところである。

  • 皮膚は、身体と外界の境としての働きをしています。
    外界には、細菌や異物など身体に入ってきては困るものがたくさん存在します。
    身体を守る第一関門が皮膚です。
    皮膚は、単に外界と身体の境としての役割だけでなく臓器としての高度な働きも持っています。
    そんな機能を研究した内容を書いた本です。

    http://ameblo.jp/nancli/entry-11574210448.html

  • こちらも専門書です。
    美容師さんやエステティシャンを目指すなら、読んでおくとためになる一冊です。

  • 皮膚には脳神経系で働く物質と同じものが存在する。そして、皮膚は環境に応じて、その状態を変化させ、必要な情報を体内に伝える。鍼灸の効果もこんなところから本質がわかるかもしれないらしい。マッサージやスキンシップの科学的な効果もこれから明らかになってくるのだろう。これからも要注目である。

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年、兵庫県神戸市生まれ。資生堂リサーチセンター主幹研究員。独立行政法人科学技術振興機構CREST研究員。京都大学工学部工業化学科卒。同大学院工学研究科分子工学専攻修士課程修了。94年、京都大学工学博士号取得。カリフォルニア大学サンフランシスコ校研究員を経て、2009年より現職。
著書に、『皮膚は考える』(岩波科学ライブラリー)、『賢い皮膚―思考する最大の臓器』(ちくま新書)、『第三の脳 皮膚から考える命、こころ、世界』(朝日出版社)、『皮膚感覚と人間のこころ』(新潮選書)がある。

「2015年 『驚きの皮膚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

皮膚は考える (岩波科学ライブラリー 112)のその他の作品

傳田光洋の作品

皮膚は考える (岩波科学ライブラリー 112)を本棚に登録しているひと

ツイートする