ハダカデバネズミ: 〈生きもの〉女王・兵隊・ふとん係 (岩波科学ライブラリー 151 生きもの)
- 岩波書店 (2008年11月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000074919
感想・レビュー・書評
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面白い。
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まさにブサカワ・キモカワと言う言葉がぴたりと当てはまる生き物
ユニークな名前と姿も印象的だけど、地中でどう生活しているかも凄く印象的だった
子デバと肉布団係、可愛かったです。
研究している人達はいろんなことを考えてさまざまなことをやっているんですね
一度生で見てみたい生き物です。
読み終わった後、イラストレーターさんのサイトに行ったり、
掲載されているHPで映像をみたり音声を聴いたりしました(笑) -
デイリーポータルZでべつやくさんのハダカデバネズミ愛を知っていたし、本に関わったとかちらっと聞いていたので、本屋で見かけて足買い。
イラストがやはり良い。内容としては、大学での研究で論文とか博士号とかそういうワードがよく出てくるのが気になったが、まあ全体的にハダカデバネズミを知ってもらいたい感がよく伝わってくるので、こちらも千葉大学に見に行きたくなったりしてしまった。
やはり中々に強力な見た目の生物で、イラストだけではなく写真もチラホラあるので、ご飯食べながら読むとかは余りオススメできない、とご飯を食べながら読んで思った。 -
小川洋子「とにかく散歩いたしましょう」にて紹介されていました。
強烈な題名に惹かれて読んでみました。
研究者が研究を愛し、研究対象を愛し、そして弟子たちを愛する
姿が目に浮かんで、とても好感のもてる、しかも
研究の醍醐味もよくわかる良書だと思いました。 -
【読み物】
このような動物がいるとは!
毛がなくて出っ歯のネズミ、パッと見た瞬間少しヒキますが、よく見ると可愛く見えます。
ハダカデバネズミは群れで生活します。社会環境も成り立っており、しかも哺乳類ですが、変温動物のため30年以上も生きるのです。
すごいですね。
変温動物であるゾウガメも200~250年も生きるそうです。それだけ生きれば、「この短い人生では何もできない」とは言えません。なんでもできそうです。しかし、なんでもできると思って、活発に動くと寿命は短くなるのでしょうね。おそらく。。。 -
哺乳類では希少な真社会性動物、ハダカデバネズミについての入門書。地下生活に適応した生態について、等、興味深い記述。とりあえず、どこかで実物を見てみたいものです。
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漢字で書くと「裸・出歯・鼠」ですね。カタカナよりもインパクトが強くなります。
このネズミ、蟻みたいに女王ネズミや兵隊ネズミなどに分かれているそうです。兵隊ネズミが仕事をサボっていると女王ネズミに叱責されます。そうすると兵隊ネズミは謝罪するそうです。その姿がユーモラスです。
このネズミを見られる場所も何箇所かあるようですが、現物を見る前に本書を読んで基礎知識を得てからのほうが、数倍楽しめそうです。 -
【ひとことポイント】
へんな名前、へんな姿、へんな社会形態!
<健康栄養学部 2年 K>
企画コーナー「わたしの本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/4/16-5/31まで】
湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1547386
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企画コーナー「私の本棚―健康栄養学部1年Kさんの場合」(2Fカウンター前)にて展示中です。
展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2012/9/20-11/10まで】 -
ハダカデバネズミの生態や研究の歴史、現在進行形の研究についての報告等、ハダカデバネズミファン必携の書。
大学などでの研究ライフを垣間見る事も出来ます。
本書で紹介されている鳴き声や行動などが、ウェブサイトで観たり聞いたり出来るようになってます。痒いところに手が届くとは正にこの事!
最年長の女王デバが、私より年上だった事には驚きました。ああみえてご長寿!
ハダカデバネズミなんて身も蓋もない名前で、更にその名前の通りのルックス。あの姿と暮らしを選んだ進化の過程に思いを馳せれば、そりゃ興味深い研究対象だろうなあ。