熱・統計力学 (物理入門コース 7)

著者 : 戸田盛和

• 岩波書店 (1983年11月7日発売)

感想・レビュー・書評

[すのぶさんの感想 · 2006年8月3日]

学部指定の教科書。一冊目の教科書としては非常に使いにくく、統計力学は特に何も身につかなかった覚えがある。独特な構成だから、一通りできるようになってから見直すと面白いのかな？でもそれだと今度は物足りないような。。。

[jeuneparqueさんの感想 · 2023年10月12日]

簡潔にまとめられていますが、文章の脈絡があまりよくないので知識の整理に読む方がよい。

[名古屋大学理学図書室さんの感想 · 2016年6月27日]

2015年度　理学図書室　貸出第１４位
2017年度　理学図書室　貸出第20位

理図書　420.8||B97||7　11279842

[nyankoteacherさんの感想 · 2011年7月23日]

後半に入って数式を追いかけるのは少し苦労したが、丁寧に見ていけば読める。戸田先生の熱意がじわっと伝わってくる教科書。

[kaizenさんの感想 · 2011年6月27日]

熱は統計力学という原理的側面と現象の把握という2つの方向から攻めるとよいことが分かった。

式も番号がこまめにふってあって、そんなに論理的に飛躍することがありませんでした。

ps.
CoffeeBreakという題の囲み記事がとてもありがたかった。
工学の本で、とっつきにくいのは、息をつく暇がないことが原因のような気がします。
松下電器のプログラミング学習のシリーズがよいのは、吹き出しでヒントや、息抜き、掛け声があるところです。

[loretta22さんの感想 · 2011年6月24日]

熱力学の入門書です。

私は、あくまでも参照程度で細かくは読んでいませんが、記述がそれなりに丁寧だった印象があります。

文章もそれなりに多いので、一般的な熱力学の本に比べると、イメージはしやすいのかもしれません。

この程度の厚さの本で、熱力学・統計力学の両方を学べるというのは、ある意味凄いことだと思います。

[nonenoさんの感想 · 2007年10月8日]

入門。筆者の有識のためか読み易かった。