量子力学入門 (物理テキストシリーズ 6)

著者 : 阿部龍蔵

• 岩波書店 (1987年1月29日発売)

作品紹介・あらすじ

量子力学が確立するまでの歴史を丁寧に叙述するとともに、その一般原理をわかりやすく解説した入門書。粒子性と波動性という古典物理の世界では対立する概念をどう統一して理解するか、多数の例題をまじえつつ説きあかす。演習問題とその詳細な解答を付して学習の便を計った。大学初年級の教科書・参考書。

著者プロフィール

東京大学名誉教授、理学博士。1930年 東京都に生まれる。東京大学理学部卒業。東京工業大学助手、ノースウエスタン大学研究員、東京大学助教授・教授、放送大学教授などを歴任。主な著書に『熱統計力学』（裳華房）、『はじめて学ぶ 熱・波動・光』『新・演習 熱・統計力学』（以上 サイエンス社）、『物理のトビラをたたこう』『量子力学入門』（以上 岩波書店）、『統計熱力学』（放送大学教育振興会）などがある。

「2002年 『エネルギーと電磁場』 で使われていた紹介文から引用しています。」