山を読む (自然景観の読み方 新装ワイド版)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000078412

感想・レビュー・書評

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  • ふだん山歩きをしていても、ナニゲに見過ごしてしまいがちな山の地形・地勢がなんでそうなっているかを、学術的見地から、でも易しく説いてくれる本です。

    世界の山地と比べた日本の山々の特質、老いた山地・若い山地の違い、河川、凍土や氷河による影響のあらましなどなどを読むにつけ、ちょっと山の景色を見る目が変わって来そうです。

    著者は北海道育ちというだけあって、大雪を始め北海道の山に関する記述が多くて嬉し。

  • 山岳部の地形形成のメカニズムについて平易に解説している本である。これくらいの本で基本的な知識をつけ、もっと詳細なことを書いてある本をよむべきなのだろうと思う。

  • 山の一生、地形の循環について理解が深まりました。同シリーズの『平野と海岸を読む』貝塚爽平著 http://booklog.jp/users/noriquo/archives/1/4000078259 と併せて読むのがオススメです。

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著者プロフィール

明治大学文学部地理学教室

「1984年 『寒冷地域の自然環境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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