方程式―解ける鎖、解けない鎖 (数学が育っていく物語―第5週)

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著者 : 志賀浩二
  • 岩波書店 (1994年8月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000079150

方程式―解ける鎖、解けない鎖 (数学が育っていく物語―第5週)の感想・レビュー・書評

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  • 志賀先生の本は良い本が多いですね。本書も読みやすくてとてもいいです。

    まずは5次方程式の解の公式が存在しないことを、クロネッカーの証明で説明。類書にない珍しい点だと思います。

    そしてガロア理論の紹介。ガロア理論に関する詳しい証明はありませんが、考え方がとても詳しく説明されており副読本として良いと思います。リゾルベントをθ-階段と名づけ、拡大体を建物に例えた説明など、志賀先生は非常に説明がうまい(親切)と思います。

  • 数学が育っていく物語の第5巻。普通シリーズものを買うときは、1巻から買っていくのだが、このシリーズでは、5巻だけが読みたかった。102ページにガロア理論をしっかりと学びたければ、藤崎源二郎著「体とガロア理論」が良いでしょう、と勧めている点は非常に素晴らしい。藤崎氏の本は、永田雅宜著「可換体論」の内容を、何倍ものページ数を使って懇切丁寧に解説している本だからだ。絶版の時は、図書館で借りてコピーしてでも、読むべき本である。その本を勧めているこの本は、格好の予習書と言えよう。

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