方程式 解ける鎖,解けない鎖 (数学が育っていく物語 5)

  • 岩波書店 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784000079150

みんなの感想まとめ

数学の成り立ちや理論を深く掘り下げた内容が魅力的で、特に5次方程式の解の公式が存在しないことをクロネッカーの証明を通じて解説している点が印象的です。さらに、ガロア理論の考え方が詳しく説明されており、親...

感想・レビュー・書評

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  • 志賀先生の本は良い本が多いですね。本書も読みやすくてとてもいいです。

    まずは5次方程式の解の公式が存在しないことを、クロネッカーの証明で説明。類書にない珍しい点だと思います。

    そしてガロア理論の紹介。ガロア理論に関する詳しい証明はありませんが、考え方がとても詳しく説明されており副読本として良いと思います。リゾルベントをθ-階段と名づけ、拡大体を建物に例えた説明など、志賀先生は非常に説明がうまい(親切)と思います。

  • 数学が育っていく物語の第5巻。普通シリーズものを買うときは、1巻から買っていくのだが、このシリーズでは、5巻だけが読みたかった。102ページにガロア理論をしっかりと学びたければ、藤崎源二郎著「体とガロア理論」が良いでしょう、と勧めている点は非常に素晴らしい。藤崎氏の本は、永田雅宜著「可換体論」の内容を、何倍ものページ数を使って懇切丁寧に解説している本だからだ。絶版の時は、図書館で借りてコピーしてでも、読むべき本である。その本を勧めているこの本は、格好の予習書と言えよう。

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著者プロフィール

1930年,新潟市生まれ。東京大学大学院数学系修士課程修了。東京工業大学名誉教授。著書に『無限のなかの数学』,『数の大航海』,『現代数学への招待』,『数学30講シリーズ』(全10巻),『数学が生まれる物語』(全6巻),『大人のための数学』(全7巻)など多数。

「2022年 『数学史入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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