方程式―解ける鎖、解けない鎖 (数学が育っていく物語―第5週)

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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000079150

感想・レビュー・書評

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  • 志賀先生の本は良い本が多いですね。本書も読みやすくてとてもいいです。

    まずは5次方程式の解の公式が存在しないことを、クロネッカーの証明で説明。類書にない珍しい点だと思います。

    そしてガロア理論の紹介。ガロア理論に関する詳しい証明はありませんが、考え方がとても詳しく説明されており副読本として良いと思います。リゾルベントをθ-階段と名づけ、拡大体を建物に例えた説明など、志賀先生は非常に説明がうまい(親切)と思います。

  • 数学が育っていく物語の第5巻。普通シリーズものを買うときは、1巻から買っていくのだが、このシリーズでは、5巻だけが読みたかった。102ページにガロア理論をしっかりと学びたければ、藤崎源二郎著「体とガロア理論」が良いでしょう、と勧めている点は非常に素晴らしい。藤崎氏の本は、永田雅宜著「可換体論」の内容を、何倍ものページ数を使って懇切丁寧に解説している本だからだ。絶版の時は、図書館で借りてコピーしてでも、読むべき本である。その本を勧めているこの本は、格好の予習書と言えよう。

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著者プロフィール

志賀浩二(しが・こうじ)
1930年、新潟生まれ。1955年、東京大学大学院数物系数学科修士課程を修了。東京工業大学名誉教授。著書に『数学30講シリーズ』全10巻(朝倉書店)、『数学が生まれる物語』全6巻、『数学が育っていく物語』全6巻、『中高一貫数学コース』全11巻、『算数から見えてくる数学』全5巻(以上、岩波書店)、『大人のための数学』全7巻(紀伊國屋書店)、『数学という学問』全3巻(筑摩書房)ほかがある。

「2018年 『数学 7日間の旅 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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