ロバート・キャパ時代の目撃者

制作 : リチャード・ウェーラン  原信田 実 
  • 岩波書店 (2004年1月24日発売)
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  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000081863

ロバート・キャパ時代の目撃者の感想・レビュー・書評

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  • 748-キヤ 300174851

  • 1932年11月、デンマークで撮られた1枚から、この写真集は始まる。学生たちを前に熱弁を振るうレオン・トロツキー。添えられたキャプションには「この写真が、キャパにとって最初の掲載写真」である、と。
    ページを開く。そこには犬と共に駆ける美しい女性の姿が。まるで走り出した犬を追いかけるかのように。39年撮影。バルセロナで撮られた1枚。空襲の最中、防空壕に逃げる女性である。もう、世界に存在しないはずの人が、確かに息づいているかのように。
    さらに2ページ進める。そこには、誰もが一度は目にしたことがあるであろうキャパの微笑み。頬を片手でおさえ微笑むキャパに、魅了されない女性がいただろうか。否。
    もう存在しないはずの人が生きているから、どうしても感傷的になってしまう。どうして、こんなにも、その時々の息づかいが聴こえてくるのかと。
    わたしにとって大切な写真集のひとつ。

  • 衝撃的な写真の数々。目が釘付けになります。

  • 写真家はおしゃれに格好よく生きなければなりません!!!

  • 私にとってキャパとは、まばゆい闘牛士の衣装をまといながらも、
    けっして剣で獲物を殺すことなく、
    偉大なギャンブラーでありながらも、気前のよい勝負で、
    自分ばかりでなくみんなもまき込んで楽しんでしまう人だった。
    そしてキャパは、栄光のきわみで打ち倒されるように、
    運命の女神にさだめられた男であったのだ。

    アンリ・カルティエ=ブレッソン

    キャパの伝記を書いたリチャード・ウィーラン(Richard Whelan)も述べている通り、戦争写真家キャパの写真の共通点は戦争ではなく人間であり、人間の置かれた状況に対する並外れた繊細さと同情心…。処女作から遺作まで、約160枚を掲載した写真集です。

  • 大型本: 191ページ
    出版社: 岩波書店 (2004/1/15)

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