小学校でなぜ英語: 学校英語教育を考える (岩波ブックレット NO. 562)

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  • Amazon.co.jp ・本 (70ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000092623

感想・レビュー・書評

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  • 教育に興味を持たせてくれた僕のバイブル。僕の考えをすべて代弁してくれる。
    小学校に英語を導入するという「悪事」に対して、大津由紀雄氏、鳥飼玖美子氏が論理的に早期英語教育の不必要性を説明してくれる。
    ただ漠然と「英語を人生の早い段階で勉強すれば、ネイティブ並みに話せるようになれる」という幻想を抱いている人、是非ともこれを読んで基本に立ち返り、英語教育の早期導入の意義を考えてほしい。
    ページ数もわずか70ページ程度なので読みやすく、内容も濃いので満足のいく一冊!

著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授。関西大学・中京大学客員教授。日本学術会議連携会員。Ph.D.(MIT、1981、言語学)。東京言語研究所運営委員長、日本認知科学会会長、言語科学会会長などを歴任。専門は言語の認知科学および言語教育。言語教育関係の著作として、『日本語からはじめる小学校英語――ことばの力を育むためのマニュアル』(開拓社、2019年、浦谷淳子・齋藤菊枝と共編著)、『学習英文法を見直したい』(研究社、2012年、編著)、『ことばの力を育む』(慶應義塾大学出版会、2008年、窪園晴夫との共編著)など。

「2021年 『どうする、小学校英語?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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