<荒れ野の40年>以後 (岩波ブックレット (No.652))

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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000093521

作品紹介・あらすじ

1985年の"荒れ野の40年"演説で有名な元ドイツ大統領リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー。本書は、それ以後のヴァイツゼッカーの代表的演説をとりあげ、その政治思想から引き出される幾つかの教訓について学ぶものである。

感想・レビュー・書評

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  • 全体的に読み違えているとしか思えない。
    読み方のみならず書き方さえも言葉使いがおかしい。

    たとえば「(過去を心に刻むとは)ナチ支配の時代にユダヤ人はじめ多くの諸民族にたいして加えられた非人間的な残虐行為の数々の出来事を生き生きと記憶によみがえらせることにほかならない。」とか。
    ほかなるよ!
    文の違和感は「生き生き」と「生々しい」を混同していたんだとしても、解釈もおかしいよ。

    アクロバッティックなこじつけほど目新しいわけでもなく、ただひたすらズレているから、すわりが悪くてきもちわるい。

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著者プロフィール

1928年高知県生まれ。東京大学法学部卒業。東北大学名誉教授。主な著書は『西ドイツの精神構造』(学士院賞)、『政治と宗教倫理』『ナチ・ドイツの精神構造』『現代日本の民主主義』(吉野作造賞)、『非武装国民抵抗の思想』『キリスト教と笑い』、『ナチ・ドイツと言語』『聖書の信仰』全7巻、『国家と宗教』『カール・バルト』『ボンヘッファー』(以上、岩波書店)、『宮田光雄思想史論集』全8巻(創文社)、『十字架とハーケンクロイツ』『権威と服従』『《放蕩息子》の精神史』(新教出版社)ほか多数。

「2022年 『良き力に不思議に守られて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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